業績トピックス
2024/05/08 15:00
ナガホリ
(8139)
2024年3月期連結本決算経常見通し上方修正。85.8%増益を予想。
【業績予想/決算速報】ナガホリ<8139>が5月8日に発表した業績予想によると、2024年3月期本決算の経常損益は前回予想(645百万円)から上方修正され、85.8%増益の998百万円になる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
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202303 本 | 12 | 会社実績 | 2023/05/12 | 17,673 | 547 | 537 | 60 | |
202403 本 | 12 | 会社予想 | 2024/05/08 | 21,820 | 1,022 | 998 | 519 | |
202403 本 | 12 | 従来予想 | 2024/02/09 | 19,500 | 700 | 645 | 300 | |
※単位は百万円、:今回会社から発表された内容
ジュエリー業界におきましても、新型コロナウイルス感染症による制限が緩和されたことで個人消費は持ち直しの動きがみられました。一方、円安や、ロシアによるウクライ.. 全文を読む
ジュエリー業界におきましても、新型コロナウイルス感染症による制限が緩和されたことで個人消費は持ち直しの動きがみられました。一方、円安や、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化等のジュエリー商品への影響など、先行き不透明な状況が続いております。このような環境の下、当社グループは、富裕層マーケットをコアとする販売チャネルや商品ブランドに重点的に経営資源を投下する「選択と集中」の方針のもと、自社催事や顧客催事等の販売活動に取り組みました。「メゾン ド ナディア」の銀座の路面店や「スカヴィア」の帝国ホテル東京本館1階店舗での営業展開とともに、商品力強化のための広告宣伝、新たに名古屋地区の百貨店店舗事業への出店等、販売増に取り組みました。また、財務の安定のため当座貸越契約を継続しつつ、販売増につながる商品仕入や販売催事の積極展開等への支出により販売強化を図りました。もう一方で、金製品の需要拡大のなか、小判のヒット商品に恵まれたことや旺盛な海外需要への対応、グループ内での販売商品製造強化、地金製品販売や小売店舗販売などのグループ子会社各社の販売展開においても好調に推移しましたこれにより、売上高が予想を上回り、売上総利益も予想を上回り、販売費及び一般管理費も予想を若干上回りましたが、営業利益は予想を大きく上回り、営業外損益はほぼ想定どおりに推移したことで経常利益も予想を上回ることとなりました。また、リ・ジェネレーション株式会社その他の複数の株主らが、ほぼ同時期に当社株式を急速かつ大量に買い集めている状況を踏まえた緊急対応及び関連する株主対応等に係るアドバイザリー費用を特別損失に計上しましたが、経常利益の増益等を受け、親会社株主に帰属する当期純利益は予想を上回る見込みであります。以上の結果、令和6年3月期通期の連結業績予想を上方修正することになりました。| 閉じる