業績トピックス
2022/04/28 17:00
前澤化成工業
(7925)
2022年3月期連結本決算経常見通し上方修正。32.1%増益を予想。
【業績予想/決算速報】前澤化成工業<7925>が4月28日に発表した業績予想によると、2022年3月期本決算の経常損益は前回予想(1,295百万円)から上方修正され、32.1%増益の1,628百万円になる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
202103 本 | 12 | 会社実績 | 2021/05/13 | 20,985 | 929 | 1,232 | 755 | |
202203 本 | 12 | 会社予想 | 2022/04/28 | 21,879 | 1,342 | 1,628 | 797 | |
202203 本 | 12 | 従来予想 | 2022/01/31 | 21,230 | 1,080 | 1,295 | 840 | |
※単位は百万円、:今回会社から発表された内容
1. 固定資産の減損損失(連結)について当社の連結子会社である株式会社新潟成型は、各種プラスチック製品の受注生産・販売を行っておりますが、新型コロ.. 全文を読む
1. 固定資産の減損損失(連結)について当社の連結子会社である株式会社新潟成型は、各種プラスチック製品の受注生産・販売を行っておりますが、新型コロ ナウイルス感染症の感染拡大等の影響に伴う市場環境の悪化を受けて、前年度から受注が低迷しております。直近の業績の動向等を踏まえ将来の回収可能性を慎重に検討した結果、同社が保有する固定資産(土地・建物・機械設備等)の帳簿価格を回収可能価額まで減額し、減損損失として3億95百万円(金額は概算)を特別損失に計上する見込みです。2. 関係会社株式評価損(個別)について当社の連結子会社である株式会社新潟成型において、上記のとおり固定資産の減損損失を計上することに伴い当社が保有する当該子会社株式の実質価値が著しく低下する見込みとなるため、「関係会社株式評価損」として5億70百万円(金額は概算)を計上する見込みとなりました。なお、当該「関係会社株式評価損」は当社の個別財務諸表にのみ計上されるものであり、連結決算においては消去されるため、連結業績への影響はありません。3. 連結業績予想の修正当社の取り扱っている製品は、主に住宅の水回りに関連した上水道・下水道の整備に用いられることから、業績は新設住宅着工戸数の動向による影響を大きく受けます。2022年3月期の住宅着工戸数について当初は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大や資材価格の高騰などの影響から、低調に推移するものと想定しておりましたが、コロナ禍での住宅需要の高まりと政府による各種住宅取得支援策などを受けて、堅調に推移いたしました。その結果、売上高・営業利益・経常利益については前回発表予想を上回る見込みとなりましたが、親会社株主に帰属する当期純利益については、「1. 固定資産の減損損失(連結)について」に記載のとおり特別損失として3億95百万円を計上する見込みであることから、前回発表予想を下回る見込みです。4. 個別業績予想の修正売上高および経常利益の主な修正理由については、上記「3. 連結業績予想の修正」に記載のとおりであり、当期純利益の修正理由につきましても、「2. 関係会社株式評価損(個別)について」に記載のとおりでございます。| 閉じる