業績トピックス
2022/05/31 15:00
マツモト
(7901)
2022年4月期単体本決算経常見通し下方修正、赤字予想に。
【業績予想/決算速報】マツモト<7901>が5月31日に発表した業績予想によると、2022年4月期本決算の経常損益は前回予想(60百万円)から下方修正され、190百万円の赤字になる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
202104 本 | 12 | 会社実績 | 2021/06/09 | 2,270 | -365 | -344 | -389 | |
202204 本 | 12 | 会社予想 | 2022/05/31 | 2,350 | -210 | -190 | -1,300 | |
202204 本 | 12 | 従来予想 | 2022/03/09 | 2,680 | 40 | 60 | 130 | |
※単位は百万円、:今回会社から発表された内容
1.売上高・営業利益・経常利益1.1... 全文を読む
1.売上高・営業利益・経常利益1.1. 売上高につきましては、学校アルバム部門において前期・2021年4月期が新型コロナウイルス感染流行の影響で、それ以前の安定的な売上高である2,100百万円前後から1,710百万円と大きく落ち込みましたが、2022年4月期は前期からの期ずれ分が約150百万円がありましたので、少子化による減少も加味いたしましても、コロナ禍前水準の2,100百万円は達成と見込んでおりました。しかしながら、コロナ禍の2年間において、業界の過当競争は各社生き残りをかけて激しく厳しいものとなっており、もはやコロナ禍前のレベルに戻るには難しく、当社の基礎的な(コアの)学校アルバム部門の売上高は、2022年4月期では1,700百万円程度であり、これに期ずれ分の150百万円を加えて、1,850百万円となる見込であります。また、一般商業印刷部門は、580百万円の売上高を見込んでおりましたが、コロナ禍で大きく落ち込んだ印刷需要は昨秋に少し回復の兆しが出つつも年明けの感染拡がりから期後半の売上が伸びず、500百万円となる見込みであります。さらに、この背景には、コロナ禍での紙資源減少の風潮によるペーパーレス化のさらなる進展があります。1.2.営業利益および経常利益につきましては、当社は固定費率が高いため、売上高の減少が直接損益に与える影響が大きい構造であります。上記売上減少により、人員減をはじめすべての費用の削減に取り組んでまいりましたが、期中の諸物価の値上り等もあり、売上減少額330百万円に対し、コスト削減額は80百万円にとどまり上記のとおり予想より250百万円の損益悪化となる見込であります。2.当期純利益 当期純利益の修正は、上記営業利益・経常利益の修正に加え、特別損失(減損損失)・1,200百万円の計上によるものであり、この内容につきましては、本日・5月31日別途発表の「特別損失(減損損失)の計上に関するお知らせ」のとおりであります。| 閉じる