業績トピックス
2023/11/27 16:30
タカショー
(7590)
2024年1月期連結本決算経常見通し下方修正。74.5%減益を予想。
【業績予想/決算速報】タカショー<7590>が11月27日に発表した業績予想によると、2024年1月期本決算の経常損益は前回予想(1,048百万円)から下方修正され、74.5%減益の250百万円になる見通し。因みに直前のIFISコンセンサスでは530百万円を予想している。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
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202301 本 | 12 | 会社実績 | 2023/03/03 | 20,351 | 880 | 982 | 518 | |
202401 本 | 12 | 会社予想 | 2023/11/27 | 19,250 | -150 | 250 | -170 | |
202401 本 | 12 | 従来予想 | 2023/08/25 | 22,700 | 1,016 | 1,048 | 651 | |
202401 本 | 12 | コンセンサス | 2023/11/24 | 19,860 | 560 | 530 | 318 | |
202310 Q3 | 3 | コンセンサス | 2023/11/24 | 4,643 | -76 | -- | -- | |
202401 Q4 | 3 | コンセンサス | 2023/11/24 | 4,530 | 250 | -- | -- | |
※単位は百万円、:今回会社から発表された内容
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新型コロナウイルス感染症の影響から、新しい生活スタイル(庭での暮らし方)が、この2年間で定着し、当社としてはガーデンニング及びガーデンエクステリア商品の販売が継続的に伸長していくと見込んでいたことから、ブランド力の向上、生産設備・人材の強化も必要と考え先行投資を積極的に推進してまいりました。 2024年1月期第3四半期累計期間における売上高は、売上構成比の大きいプロユース事業が自社展示会TGEF2023(タカショーガーデン&エクステリアフェア2023)の開催やブランド価値向上を目的に、テレビコマーシャルとWEBプラットフォームを連動させたDX型販売促進活動を積極的に行ってきたことから当初予想比95.7%とほぼ当初予想どおり推移いたしました。 また、新型コロナウイルス感染症の5類感染症への移行から行動制限が解除され、消費者行動が旅行やレジャー、外食などの外出関連の消費行動に移ったことや物価上昇、更に海外市場ではロシアによるウクライナ侵攻の影響が持続しており、欧州ではエネルギー価格及び生活必需品等の物価高騰による一時的な買い控えが継続している影響を受けるなか、ホームユース事業および海外事業においては、各ホームセンターおよびガーデンセンターの店舗における在庫過多による納期調整が続いていることから、ホームユース事業の売上高は当初予想比72.4%、海外事業の売上高は当初予想比85.4%となりました。 営業利益においては、売上高が減少するなか、為替相場においては、想定から3%~11%程度円安に進んだ影響から仕入原価が上昇したことや、海外販売子会社において、海上運賃が高騰した時期に仕入を行った原価の高い在庫及び滞留在庫を販売可能価格まで引き下げたため、当第3四半期連結会計期間に98百万円の在庫評価減を計上しました。また、販売費及び一般管理費では、売上拡大に向けた展示会等の開催、DX型販売促進活動、設備投資や人材確保などの取組を継続するなか、売上の減少に伴う変動経費が減少したことから、販売費及び一般管理費は、当初予想比から3.8%減少し、営業利益は当初予想から834百万円減少しました。 経常利益においては、当第3四半期連結会計期間で円安が進んだことで外貨建て取引における為替差益が346百万円計上されたことで当初予想比45.3%となりましたが、親会社株式に帰属する当期純利益は税効果の影響から税負担率が上がったことで当初予想から487百万円減少しました。 当第3四半期連結累計期間の状況を踏まえ、第4四半期連結会計期間においても、市場環境は継続して厳しい状況で推移すると見込まれる中、海外販売子会社においては会計上の手続きとして約110百万円程度の固定資産の減損処理を見込んだことから、通期連結業績予想につきまして、上記の通り修正いたしました。| 閉じる