業績トピックス
2022/05/31 15:30
東京通信G
(7359)
2022年12月期連結本決算経常見通し下方修正。97.6%減益を予想。
【業績予想/決算速報】東京通信<7359>が5月31日に発表した業績予想によると、2022年12月期本決算の経常損益は前回予想(450百万円)から下方修正され、97.6%減益の10百万円になる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
202112 本 | 12 | 会社実績 | 2022/02/14 | 4,731 | 465 | 424 | 202 | |
202212 本 | 12 | 会社予想 | 2022/05/31 | 5,300 | 10 | 10 | -140 | |
202212 本 | 12 | 従来予想 | 2022/05/09 | 5,900 | 470 | 450 | 230 | |
202206 中 | 6 | 会社予想 | 2022/05/09 | -- | -- | -- | -- | |
※単位は百万円、:今回会社から発表された内容
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当社グループは第二創業期を迎え、2月に成長戦略を策定し、世界を代表するデジタルビジネス・コングロマリットになることを目指しております。その成長ストーリーの実現に向け、新たな収益源の確立を目指し、成長投資の拡大を見据え、当初想定していた新規事業を中心とした先行投資の前倒しと、分散したオフィス環境の統合による中長期にわたる経営の効率化を目指した本社移転をすることといたしました。これに伴い、先行投資に関わる影響、本社移転に関わる影響(120百万円を売上原価、販売費及び一般管理費に配分)及び直近の業績動向を踏まえ、業績予想を修正いたしました。2022年12月期において一時的な費用の拡大を見込んでおりますが、中長期の成長を視野に入れて事業成長に取り組んでまいります。 インターネットメディア事業においては、2020年末に世界的なヒットを記録したハイパーカジュアルゲームアプリ「Save them all」に続く、ヒット作を創出できていない等の業績動向の影響(売上高△304百万円、セグメント利益△128百万円)に加え、東アジアへのアプリ提供の本格化、Play to Earn領域のインセンティブゲーム、自社コンテンツの家庭用ゲーム機等のプラットフォームへ展開、ECサイトでの音声コンテンツ販売、教育関連アプリの開発等の新規領域への挑戦を目的とした追加開発を先行投資に関わる影響(セグメント利益△105百万円)として見込んでおります。 プラットフォーム事業においては電話占い「カリス」のノウハウを活用して恋愛相談サービスのリリースを計画しておりますが、本サービスの成功確率を上げることを狙い、協業予定のパートナーとリリース計画の再構築を行ったこととクオリティ追及を目的とした開発期間の延長に伴う業績動向の影響(売上高△54百万円、セグメント利益△5百万円)及び先行投資に関わる影響(セグメント利益△14百万円)を見込んでおります。 インターネット広告事業おいては、SEO関連サービスの計画を再調整し、それに伴う業績動向の影響(売上高△162百万円、セグメント利益△31百万円)を見込んでおります。 その他セグメントにおいては、4月に開始したヘルステックサービス「OWN.」について、AppStoreの無料ヘルスケア・フィットネスのカテゴリでランキング1位、トップセールスのヘルスケア・フィットネスのカテゴリでランキング3位を獲得し、順調なスタートを切りましたが、お客様により良いサービスを提供するために、協業するインフルエンサーと告知スケジュールの調整を行ったことによる業績動向の影響(売上高△80百万円、セグメント利益△17百万円)を見込んでおります。また、「OWN.」の更なる成長に向け、機能改善のための追加開発を先行投資に関わる影響(セグメント利益△40百万円)として見込んでおります。これらに加え、メタバース事業、デジタルサイネージ事業、その他新規事業に関しても、より成長を加速させるための開発体制の強化を計画しており、来期以降の飛躍的な業績拡大に繋げてまいります。 以上を踏まえ、売上高5,300百万円(前回発表予想5,900百万円)、EBITDA 396百万円(前回発表予想790百万円)、営業利益10百万円(前回発表予想470百万円)、経常利益10百万円(前回発表予想450百万円)、親会社株主に帰属する当期純損失140百万円(前回発表予想 当期純利益230百万円)に通期連結業績予想を修正いたします。| 閉じる