業績トピックス
2025/03/31 16:40
ユーピーアール
(7065)
2025年8月期連結本決算経常見通し下方修正。20.3%減益を予想。
【業績予想/決算速報】ユーピーアール<7065>が3月31日に発表した業績予想によると、2025年8月期本決算の経常損益は前回予想(1,200百万円)から下方修正され、20.3%減益の700百万円になる見通し。因みに直前のIFISコンセンサスでは1,000百万円を予想している。合せて発表された中間期の業績予想によれば、中間期前回予想(454百万円)から下方修正され、337百万円となる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
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202408 本 | 12 | 会社実績 | 2024/10/15 | 15,463 | 578 | 878 | 597 | |
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202508 本 | 12 | 会社予想 | 2025/03/31 | 15,600 | 300 | 700 | 380 |
202508 本 | 12 | 従来予想 | 2025/01/14 | 16,200 | 900 | 1,200 | 780 | |
202508 本 | 12 | コンセンサス | 2025/03/28 | 15,950 | 700 | 1,000 | 640 | |
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202502 中 | 6 | 会社予想 | 2025/03/31 | 7,506 | 168 | 337 | 143 |
202502 中 | 6 | 従来予想 | 2025/01/14 | 7,734 | 337 | 454 | 295 | |
202502 Q2 | 3 | コンセンサス | 2025/03/28 | 3,907 | 186 | 213 | -- | |
202505 Q3 | 3 | コンセンサス | 2025/03/28 | 4,100 | 260 | 370 | -- | |
※単位は百万円、:今回会社から発表された内容
(1)第2四半期連結業績予想当社の主力事業であるパレット等物流機器のレンタルは、輸送用につきましては、「物流の2024年問題」の起因となるトラックドライバー.. 全文を読む
(1)第2四半期連結業績予想当社の主力事業であるパレット等物流機器のレンタルは、輸送用につきましては、「物流の2024年問題」の起因となるトラックドライバーの時間外労働を制限する働き方改革関連法の適用が2024年4月1日から開始となったことにより、荷待ちや荷役時間の短縮に有効なレンタル方式によるパレット輸送の需要は高まると見込み、「運べなくなるリスク」がなかなか顕在化しない中でも、当社が取り組んでいる家庭紙パレット共同利用研究会やフローズン業界でのパレット輸送は順調に推移しております。一方で保管用につきましては、円安による輸入量の減少や物価上昇に伴う個人消費低迷による在庫量の減少など、物量の減少傾向が続いており、保管用の需要は当初の計画を下回り、対前年でほぼ横ばいに推移しております。保管用の状況は、下期以降も継続するものと見込んでおります。コネクティッド事業につきましては、ICT、ビークルソリューションともに当初計画の通りに推移しております。費用面においては、順調な輸送用需要に対応するために、パレット購入枚数が増加したことによる減価償却費の増加、DXタグの商品評価損の計上、第1四半期に発生した一過性の人件費など、当初の計画を上回る費用を計上しております。利益面においては、当初の計画を上回る受取補償金を計上しており、通期でも計画を上回る見込みです。以上の結果、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する中間純利益が前回発表の予想を下回る見込みとなりました。これらを踏まえて2025年8月期第2四半期連結業績予想を修正いたします。(2)通期連結業績予想当社の主力事業であるパレット等物流機器のレンタルは、輸送用につきましては、家庭紙パレット共同利用研究会やフローズン業界でのパレット輸送に加え、紙加工品のパレット輸送が本格化する見込みとなっており、当初の計画を上回り順調に推移するものと見込んでおりますが、保管用につきましては、(1)に記載したとおり、保管用の需要低迷は継続し、当初の計画を下回る見込みです。なお、昨今のエネルギーコストや人件費の増加によるデポ運営費用の増加を吸収するため進めているレンタル単価への転嫁は、下期に本格的な効果が現れる見込みです。コネクティッド事業については、ICT、DXタグ、ビークルソリューションともに下期の新規受注を見込んでおりましたが、それぞれ受注額が減少しており、通期では当初の計画を下回る見込みです。費用面においては、従来より手がけている輸送用需要に加え、今後、本格化する見込みの紙加工品向けの新規パレットを購入するなど、引き続き輸送用需要に対応するためにパレット購入枚数が増加することから、減価償却費が増加する見込みです。利益面においては、受取補償金が当初の想定を上回る見込みです。以上の結果、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益の予想値が前回発表の予想を下回る見込みとなりました。これらを踏まえて2025年8月期通期連結業績予想も併せて修正いたします。| 閉じる
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