業績トピックス
2022/08/04 16:00
日本タングステン
(6998)
2023年3月期連結本決算経常見通し上方修正。1.7%増益を予想。
【業績予想/決算速報】日本タングステン<6998>が8月4日に発表した業績予想によると、2023年3月期本決算の経常損益は前回予想(920百万円)から上方修正され、1.7%増益の1,260百万円になる見通し。合せて発表された中間期の業績予想によれば、中間期前回予想(450百万円)から上方修正され、680百万円となる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
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202203 本 | 12 | 会社実績 | 2022/05/20 | 12,038 | 913 | 1,239 | 870 | |
202303 本 | 12 | 会社予想 | 2022/08/04 | 12,700 | 1,050 | 1,260 | 900 | |
202303 本 | 12 | 従来予想 | 2022/05/20 | 12,200 | 760 | 920 | 620 | |
202209 中 | 6 | 会社予想 | 2022/08/04 | 6,500 | 540 | 680 | 460 | |
202209 中 | 6 | 従来予想 | 2022/05/20 | 6,200 | 360 | 450 | 280 | |
※単位は百万円、:今回会社から発表された内容
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2023年3月期第1四半期の業績につきましては、原材料価格高騰の影響について、前連結会計年度中に購入した原材料の割合が比較的多く、供給制限や輸入調達コストの増加等の物流面の支障がなかったため、当初想定した原価率の大幅な悪化まで至らなかったこと、また、製造経費並びに販管費の圧縮に努めたこと等により、営業利益は予想値を上回りながら推移しております。 今後の見通しにつきましては、売上高は、直近の受注状況から現状の趨勢を維持するものと想定しております。また、原材料価格高騰の影響は、現時点の相場の状況により、当初の想定からやや軽減されると見込んでいるものの、ロシア・ウクライナ情勢の長期化、為替の動向、さらには感染症リスクの継続等、依然として業績の下振れリスクも多く、先行きは不透明な状況が続くものと思われます。 このような状況のもと、2023年3月期第1四半期の業績及び今後の見通しを踏まえ、2023年3月期第2四半期(累計)及び通期の業績は連結、個別共に2022年5月20日に公表した2023年3月期第2四半期(累計)及び通期の業績予想を上回ると見込まれるため、修正いたします。これにより、2023年3月期の業績予想は、前連結会計年度と比較し、増収増益となります。 なお、配当金予想につきましては、今後の地政学的な影響や経済環境及び当社グループの業績を注視しながら、修正すべき時点で速やかに開示することとし、現時点では2022年5月20日に公表いたしました配当金予想を据え置くことといたします。※上記の予想は、発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。| 閉じる