業績トピックス
2022/01/25 16:10
KeePer技研
(6036)
2022年6月期単体本決算経常見通し下方修正。29.9%増益を予想。
【業績予想/決算速報】KeePer技研<6036>が1月25日に発表した業績予想によると、2022年6月期本決算の経常損益は前回予想(4,335百万円)から下方修正され、29.9%増益の3,925百万円になる見通し。因みに直前のIFISコンセンサスでは4,107百万円を予想している。合せて発表された中間期の業績予想によれば、中間期前回予想(2,205百万円)から上方修正され、2,330百万円となる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
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202106 本 | 12 | 会社実績 | 2021/08/10 | 11,801 | 3,021 | 3,022 | 2,133 | |
202206 本 | 12 | 会社予想 | 2022/01/25 | 13,946 | 3,925 | 3,925 | 2,591 | |
202206 本 | 12 | 従来予想 | 2021/11/10 | 16,608 | 4,329 | 4,335 | 2,864 | |
202206 本 | 12 | コンセンサス | 2022/01/24 | 14,925 | 4,105 | 4,107 | 2,791 | |
202112 中 | 6 | 会社予想 | 2022/01/25 | 7,302 | 2,316 | 2,330 | 1,611 | |
202112 中 | 6 | 従来予想 | 2021/11/10 | 8,267 | 2,198 | 2,205 | 1,455 | |
202112 Q2 | 3 | コンセンサス | 2022/01/24 | 4,270 | 1,295 | -- | -- | |
202203 Q3 | 3 | コンセンサス | 2022/01/24 | 3,190 | 765 | -- | -- | |
※単位は百万円、:今回会社から発表された内容
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第1四半期累計期間の売上高においては、当初の計画よりマイナス(7.3%減)での進捗でしたが、営業利益については計画通りに進捗しておりました。しかし、第2四半期に入るとキーパー製品等関連事業の新車営業部門においての売上増を予測していましたが、トヨタ販売店へ製品導入が当初の想定以上に時間がかかることが判明してきており、営業利益ではこの時点ではまだ計画通りの進捗ではありますが、売上高で当初の計画を10%以上下回ることが判明してきたため業績予想の修正を行う事といたしました。 修正の理由は、既存の新車ディーラーやSUBARUに対する販売は順調に進みつつありますが、2021年9月より始まったトヨタ自動車の全国販売会社が、それぞれ非常に高い独立性を持って経営されており、その一社一社に対して独自のアプローチが必要であり、導入までに時間がかかる事と、導入決定しても、その後の技術研修や販売戦略の打ち合わせに要する時間が当初の想定以上に時間がかかることが判明してきており、第2四半期累計期間の当初の予想より、売上高が下回り当初想定の82億67百万円から11.7%減の73億2百万円の見通しとなっております。 しかしその反面、営業活動が当初のスピードで進む前提で計画されていた、人員増員による人件費も大幅に計上しておりましたが、導入までに想定以上に時間がかかるとわかった時点で、人員採用計画を大幅に修正しましたので、想定されていた販管費も大きく下回ることが判明しております。その為、営業利益については、第2四半期(累計)業績予想はほぼ当初の計画通りとなりました。 通期の業績予想は当初予想の売上高は166億8百万円から16.0%減の139億46百万円(参考:前年同期比18.2%増)となり、営業利益は43億29百万円から9.3%減の39億25 百万円(参考:前年同期比29.9%増)と想定され、ここに修正に至ることとなりました。 なお、配当については当初の予想通りである28円としております。※上記予想は、現時点における入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因により異なる可能性があります。| 閉じる