業績トピックス
2023/06/22 15:00
岡部
(5959)
2023年12月期連結本決算経常見通し下方修正。23.2%減益を予想。
【業績予想/決算速報】岡部<5959>が6月22日に発表した業績予想によると、2023年12月期本決算の経常損益は前回予想(5,800百万円)から下方修正され、23.2%減益の4,200百万円になる見通し。因みに直前のIFISコンセンサスでは5,750百万円を予想している。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
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202212 本 | 12 | 会社実績 | 2023/02/10 | 76,854 | 5,271 | 5,471 | 3,848 | |
202312 本 | 12 | 会社予想 | 2023/06/22 | 79,300 | 4,100 | 4,200 | 2,320 | |
202312 本 | 12 | 従来予想 | 2023/04/28 | 82,000 | 5,700 | 5,800 | 3,890 | |
202312 本 | 12 | コンセンサス | 2023/06/21 | 82,200 | 5,650 | 5,750 | 3,845 | |
202306 中 | 6 | 会社予想 | 2023/04/28 | 38,800 | 2,570 | 2,610 | 1,770 | |
※単位は百万円、:今回会社から発表された内容
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売上高につきましては、建設関連製品事業において、国内は概ね想定通りに推移しているものの、米国において、材料価格の下落に伴い販売価格が想定より下回っており、また、利上げに伴う米国の住宅市場の低迷により、住宅向け建設資材の販売が想定以上に落ち込んでおります。 このような状況に鑑み、売上高は当初の想定を下回る見通しとなりました。 利益面につきましては、国内建設関連製品事業は概ね想定通りに推移しているものの、上述の通り米国における建設関連製品事業の売上高の減少に伴う利益の減少のほか、人手不足に起因して人件費や配送運賃コスト等が想定以上に増加しました。 また、米国の自動車関連製品事業のうちバッテリー端子製品の製造販売事業(以下「米国バッテリー端子事業」という。)においては、売上高の減少、人件費の高騰や環境負荷モニタリング関連費用等により、想定していた利益が創出できない状況となっております。 さらに、米国バッテリー端子事業に関連して、訴訟の提起に対応するための弁護士費用等が増加し特別損失(約620 百万円)として計上することが見込まれる状況となりました。 このような状況に鑑み、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は当初の想定を下回る見通しとなりました。| 閉じる