業績トピックス
2023/04/06 16:30
日本色材工業研
(4920)
2023年2月期連結本決算経常見通し上方修正。
【業績予想/決算速報】日本色材工業研究所<4920>が4月6日に発表した業績予想によると、2023年2月期本決算の経常損益は前回予想(100百万円)から上方修正され、148百万円になる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
202202 本 | 12 | 会社実績 | 2022/04/12 | 8,702 | -267 | -171 | -122 | |
202302 本 | 12 | 会社予想 | 2023/04/06 | 11,760 | 161 | 148 | 246 | |
202302 本 | 12 | 従来予想 | 2023/01/11 | 11,583 | 155 | 100 | 194 | |
※単位は百万円、:今回会社から発表された内容
2023年2月期の連結会計年度におきまして、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染の波(第6波、第7波、第8波)は続きましたが、ワクチン接種の進.. 全文を読む
2023年2月期の連結会計年度におきまして、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染の波(第6波、第7波、第8波)は続きましたが、ワクチン接種の進展もあって感染は収まる傾向にあり、感染症法上の分類引き下げやマスク着用の緩和といった対策が打ち出されております。化粧品市場におきましても、引続きマスク着用の慣習化やインバウンド需要の低迷など、依然として大きな影響を受けておりますが、消費マインドは大きく改善しており、今後のマスク着用の軽減やインバウンド需要の回復などを見越して、受注に回復の動きが見られます。当社におきましても、国内・海外の化粧品メーカーからの受注に回復の動きがあり、売上高・利益共に前回発表予想を上回る見込みとなりました。マスク着用やインバウンド需要の低迷が継続したことから、売上高の水準は新型コロナウイルス感染症の拡大前を下回って推移しており、つくば工場第3期拡張などの設備投資によって実現した生産能力を活用しきれない状況が続いておりますが、足元の受注は緩やかに回復しており、連結業績・個別業績共に売上高は前回発表の予想を上回る見込みです。また、利益面でも、引き続きつくば工場第3期拡張等により諸費用が増加、加えて原材料費や各種経費等もインフレで上昇している中ではありますが、増収に加えて各種コスト圧縮努力もあって、連結業績・単体業績共に前回発表の予想を上回り、3期ぶりの黒字を計上する見込みです。なお、当連結会計年度末の配当につきましては、従来の予想のとおり無配とさせていただく予定です。(注)上記予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後発生する様々な要因により当該予想値と異なる結果となる可能性があります。| 閉じる