業績トピックス
2023/05/11 16:40
ネクストウェア
(4814)
2023年3月期連結本決算経常見通し下方修正。60.9%減益を予想。
【業績予想/決算速報】ネクストウェア<4814>が5月11日に発表した業績予想によると、2023年3月期本決算の経常損益は前回予想(60百万円)から下方修正され、60.9%減益の36百万円になる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
202203 本 | 12 | 会社実績 | 2022/05/16 | 2,918 | 52 | 92 | 686 | |
202303 本 | 12 | 会社予想 | 2023/05/11 | 2,890 | -25 | 36 | 11 | |
202303 本 | 12 | 従来予想 | 2023/02/10 | 3,000 | 30 | 60 | 30 | |
※単位は百万円、:今回会社から発表された内容
1.連結業績予想の修正ソリューション事業におきましては、DX(デジタルトランスフォーメーション)化推進に伴うIT需要の高まりを背景に、顔認証ソリューションの.. 全文を読む
1.連結業績予想の修正ソリューション事業におきましては、DX(デジタルトランスフォーメーション)化推進に伴うIT需要の高まりを背景に、顔認証ソリューションの受注が堅調に推移しましたが、2021年9月に株式を譲渡した子会社の連結除外による影響を補うことが出来ず、前回予想より減収減益となる見込みです。また、エンターテインメント事業におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、当初予定した公演計画が実現できず、前回予想より減収減益となる見込みです。これらの結果、連結売上高並びに損益は前回予想を下回る見込みとなりました。2.剰余金の配当当社では、株主の皆様に対する利益還元を経営上重要な施策の一つとして位置付けており、将来における安定的な企業成長と経営環境の変化に対応するために必要な内部留保資金を確保しつつ、経営成績に応じた利益還元を継続的に行うことを基本方針としております。2023年3月期の期末配当につきましては、上記方針に基づき業績の状況を勘案し、1株当たり2円の配当を決定いたしました。なお、当社は剰余金の配当を取締役会決議により行うことが出来る旨を、定款に定めております。3.通期個別業績見込み(前期実績との差異)当社は、急速に変化するデジタル社会に対応すべくAI・RPA・顔認証等新たなソリューションによる新規顧客の開拓に邁進し、前期に比べ売上高は増加しました。2021年9月に子会社売却で得た資金を積極的にDX事業へ投資しており、IT人材教育に加え情報セキュリティ分野への人材強化など、AI・クラウド事業の推進に着手した結果、一部の費用が増加したことや、2021年9月に譲渡した子会社からの業務受託収入の減少などにより営業利益が減少しました。一方、子会社からの株式配当金の受け入れなどにより経常利益は前期並みとなりました。なお、前期は連結子会社ネクストキャディックス株式会社の全株式譲渡による特別利益を計上しました。当期は特別利益の計上がないため当期純利益は減少する見込みであります。(注)1.上記の見通しは、本資料作成日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、不確実な要素を含んでおります。実際の業績等は、今後様々な要因によって記載内容と異なる可能性があります。2.今回修正予想の1株当たり当期純利益については、期末の期中平均株式数(自己株式控除後)12,706,503株に基づいて算出しております。4.今後の見通し本件の期末配当は剰余金の処分のため、業績に与える影響はありません。| 閉じる