業績トピックス
2022/10/24 15:00
田谷
(4679)
2023年3月期単体本決算経常見通し下方修正、赤字予想に。
【業績予想/決算速報】田谷<4679>が10月24日に発表した業績予想によると、2023年3月期本決算の経常損益は前回予想(17百万円)から下方修正され、495百万円の赤字になる見通し。合せて発表された中間期の業績予想によれば、中間期前回予想(-93百万円)より赤字幅が拡大し、367百万円の赤字となる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
202203 本 | 12 | 会社実績 | 2022/04/27 | 6,519 | -1,106 | -1,106 | 390 | |
202303 本 | 12 | 会社予想 | 2022/10/24 | 6,214 | -505 | -495 | -593 | |
202303 本 | 12 | 従来予想 | 2022/07/29 | 7,420 | 15 | 17 | -46 | |
202209 中 | 6 | 会社予想 | 2022/10/24 | 3,002 | -- | -367 | -386 | |
202209 中 | 6 | 従来予想 | 2022/07/29 | 3,651 | -94 | -93 | -100 | |
※単位は百万円、:今回会社から発表された内容
(1)第2四半期累計期間.. 全文を読む
(1)第2四半期累計期間 第2四半期累計期間におきましては、物価上昇による個人消費の節約志向が一層高まるなか、美容室のオーバーストアによる過当競争、労働需給逼迫による美容師の獲得難など当社を取り巻く環境は厳しい状況が続いております。 これに対し、当社といたしましては、中期経営計画「T-ip60」を策定し、「デジタルと人の融合」による美容室経営を実践するべく、当四半期累計期間においてはPOSシステムやポイントサービスの導入、自社ECサイトの刷新などデジタルインフラ構築に注力し、事業基盤の再構築に全社を挙げて取り組んでまいりました。 この結果、第2四半期累計期間では、客単価は増加(既存店対前年同期比+8.7%)いたしましたが、新型コロナウイルス第7波感染拡大による人流の減少が影響し、入客数が当初見込み(既存店対前年同期比+11.2%)に対し低調に推移(既存店対前年同期比△0.9%)したことにより、売上高が前回予想を下回る見通しとなりました。 利益面につきましても、労務費や地代家賃の低減、経費の厳正使用に努めたものの、売上減少分を補えず、営業利益、経常利益及び四半期純利益も前回予想を下回る見通しとなりました。(2)通期 通期予想につきましては、入客数改善を図るべく、広告媒体やSNSを最大限に活用した新規客の集客をはじめ、既存客の来店周期の短縮を推し進めることにより、第3四半期では一定の売上・利益を見込んでおりますが、第2四半期累計期間の業績予想が大きく下回ったこと、第4四半期における成人式・卒業式等のセレモニー売上が当初の計画を割り込む見通しである一方、今後、商材の仕入価格の上昇、エネルギーコストの上昇も予想されることから、通期業績予想を見直した結果、売上高、営業利益、経常利益及び当期純利益について前回発表から修正することとなりました。 その他 第2四半期決算発表(非連結)は2022年10月28日(金)を予定しております。(注)業績予想につきましては、発表日現在における入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後 様々な要因によって、これら予想数値と異なる可能性があります。| 閉じる