業績トピックス
2022/10/18 15:00
エーアイ
(4388)
2023年3月期単体本決算経常見通し下方修正。90.8%減益を予想。
【業績予想/決算速報】エーアイ<4388>が10月18日に発表した業績予想によると、2023年3月期本決算の経常損益は前回予想(140百万円)から下方修正され、90.8%減益の10百万円になる見通し。合せて発表された中間期の業績予想によれば、中間期前回予想(51百万円)から下方修正され、23百万円の赤字となる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
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202203 本 | 12 | 会社実績 | 2022/05/13 | 756 | 112 | 109 | 83 | |
202303 本 | 12 | 会社予想 | 2022/10/18 | 650 | 10 | 10 | 8 | |
202303 本 | 12 | 従来予想 | 2022/07/29 | 800 | 140 | 140 | 100 | |
202209 中 | 6 | 会社予想 | 2022/10/18 | 293 | -24 | -23 | -16 | |
202209 中 | 6 | 従来予想 | 2022/07/29 | 383 | 51 | 51 | 36 | |
※単位は百万円、:今回会社から発表された内容
第2四半期累計期間におきましては、第1四半期に引き続き、第2四半期におきましても、「緊急防災・減災事業債」における地方交付税措置が、当初令和2年度までとされ.. 全文を読む
第2四半期累計期間におきましては、第1四半期に引き続き、第2四半期におきましても、「緊急防災・減災事業債」における地方交付税措置が、当初令和2年度までとされていたことに伴い、防災案件が2021年3月期までに集中したことによる反動に加え、新型コロナウイルス等の影響による半導体不足が影響し、防災メーカーの入札控え等により、防災案件の売り上げが低調に推移しました。また、コロナ禍に伴う企業のテレワーク、学校のオンライン授業におけるeラーニング教材・動画等のナレーション作成用途での「AITalk 声の職人」、「AITalk 声プラス」等のパッケージ製品の需要増加も落ち着きが見られ、計画を下回って推移しました。「AITalk 声の職人S」のリリースに伴い、販売記念キャンペーンを実施しましたが、防災案件及びパッケージ製品の不足分をカバーするに至りませんでした。費用面においては、販売促進費の抑制等により当初予定は下回りましたが、売上高が業績予想を下回ったことにより、営業利益、経常利益、四半期純利益の全てにおいて業績予想を下回る見通しであることから、第2四半期累計期間の業績予想を修正いたします。2023年3月期通期の業績予想につきましては、半導体不足が徐々に解消されることが見込まれ、防災案件の回復が見込まれますが、上期の不足分をカバーするには至らない見通しであり、また、パッケージ製品についても、上期の状況を勘案し、通期の将来予想の見直しを行いました。また、コンシューマー向け製品についても、「A.I.VOICE」シリーズの新キャラクターのリリースが一部来期へ後ろ倒しとなる見込みであることから、通期の将来予想の見直しを行いました。以上より、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益の全てにおいて、前回発表予想を下回る見通しとなりましたため、通期業績予想を上記のとおり修正いたします。| 閉じる