業績トピックス
2022/05/09 17:00
TAC
(4319)
2022年3月期連結本決算経常見通し下方修正。31.6%減益を予想。
【業績予想/決算速報】TAC<4319>が5月9日に発表した業績予想によると、2022年3月期本決算の経常損益は前回予想(578百万円)から下方修正され、31.6%減益の442百万円になる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
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202103 本 | 12 | 会社実績 | 2021/05/14 | 19,749 | 404 | 646 | 405 | |
202203 本 | 12 | 会社予想 | 2022/05/09 | 20,471 | 413 | 442 | 444 | |
202203 本 | 12 | 従来予想 | 2022/02/07 | 20,500 | 600 | 578 | 380 | |
※単位は百万円、:今回会社から発表された内容
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当連結会計年度における個別業績は、コロナ禍におけるいわゆる巣ごもり需要により資格試験対策書籍の売上を中心に出版事業が好調に推移しました。一方、同じくコロナ禍における外出の制限や自粛等といった不安定な社会生活が年間を通じて生じていたこと、特に各種資格試験対策講座への申し込みが集中する時期である7~9月に新規感染者数が再拡大したこと及び年明けの1~3月において感染者数が一層拡大したことで、学習開始(講座への申し込み)を遅らせる又は様子見等の影響が生じ個人教育事業の売上は当初予定を下回ることとなりました。 営業利益については、出版事業の売上増加に伴い売上原価を含む営業費用が増加したこと及び個人教育事業における賃借料や講師料等の営業費用は短期的にコントロールすることが難しく売上の減少が営業利益の減少に結びつきやすいという特徴があること等の理由により、当初予定を下回ることとなりました。経常利益は投資有価証券運用益51百万円を計上したこと等の理由により、当期純利益は賃借ビルの移転・減床に関連した特別損益(移転補償金254百万円、資産除去債務戻入益56百万円、固定資産除売却損27百万円、減損損失15百万円)を計上したことで、それぞれ上表の通りとなる見込みであります。 連結業績に関しては、主に上記個別業績の修正の理由に加え、子会社の(株)早稲田経営出版が取り扱う資格試験対策書籍の売上が好調に推移したことや各連結子会社において営業費用抑制に努めたことで、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益はそれぞれ上表の通りとなる見込みであります。| 閉じる