業績トピックス
2022/08/02 11:40
積水化成品工業
(4228)
2023年3月期連結本決算経常見通し下方修正。22.9%減益を予想。
【業績予想/決算速報】積水化成品工業<4228>が8月2日に発表した業績予想によると、2023年3月期本決算の経常損益は前回予想(1,600百万円)から下方修正され、22.9%減益の1,080百万円になる見通し。因みに直前のIFISコンセンサスでは1,450百万円を予想している。合せて発表された中間期の業績予想によれば、中間期前回予想(300百万円)から下方修正され、220百万円の赤字となる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
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202203 本 | 12 | 会社実績 | 2022/04/28 | 117,567 | 1,463 | 1,401 | -5,917 | |
202303 本 | 12 | 会社予想 | 2022/08/02 | 125,000 | 950 | 1,080 | 100 | |
202303 本 | 12 | 従来予想 | 2022/04/28 | 125,000 | 1,800 | 1,600 | 900 | |
202303 本 | 12 | コンセンサス | 2022/08/01 | 125,000 | 1,650 | 1,450 | 800 | |
202209 中 | 6 | 会社予想 | 2022/08/02 | 60,000 | -450 | -220 | -700 | |
202209 中 | 6 | 従来予想 | 2022/04/28 | 60,000 | 400 | 300 | 100 | |
202209 中 | 6 | コンセンサス | 2022/08/01 | 61,000 | 100 | -- | -- | |
202209 Q2 | 3 | コンセンサス | 2022/08/01 | 32,000 | 300 | -- | -- | |
※単位は百万円、:今回会社から発表された内容
原燃料高騰影響(約△8億円).. 全文を読む
原燃料高騰影響(約△8億円) 2022年4月28日に開示しました当連結会計年度の業績予想発表時点において、原燃料価格の上昇につきましては一定の見積りをもって計画を作成し、販売価格への転嫁を進めておりましたが、その後の度重なる原燃料価格の急激な高騰に対する更なる販売価格への転嫁に遅れが生じ、大幅な収益圧迫要因となっております。上海ロックダウンに伴う需要減少(約△1億円) 中国・上海のロックダウンにより、中国内工場の一時停止を余儀なくされるなど、事業活動に大幅な影響を受けました。6月にロックダウンは解除されましたが、再びコロナ感染が拡大するなど、依然としてサプライチェーンは通常に戻っておらず、需要に影響を受けております。株式会社積水化成品大分の火災対応(約△2億円) 2022年4月22日発生した食品容器用原反の「エスレンシート」を生産している株式会社積水化成品大分の火災事故に関し、お客様への製品供給責任を果たすため他の生産子会社の増産にて対応しておりますが、他拠点から九州地区への配送運賃等の一時的な費用が発生しております。 なお、積水化成品大分においては、7月より生産の一部再開を行いました。今後、順次復旧を進めて参ります。その他(原価低減等)(約+2.5億円)(括弧内数字は、営業利益ベースの第2四半期累計期間の影響額) 上記の通り、各種収益圧迫要因に対して原価低減や固定費の削減に努めておりますが、全てをカバーするまでに至っておらず、業績予想を修正するものです。 なお、下半期の業績については、上半期のマイナス影響への対策の実施に伴い従来予想に織り込んでいた予想数値を変更しないこととします。このため、通期連結業績予想の営業利益修正額は第2四半期累計期間の修正額と同額であります。 今後、業績予想の見直しが必要となった場合には、速やかに公表いたします。 (注)本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記載は、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。| 閉じる