業績トピックス
2024/02/14 14:00
片倉コープアグリ
(4031)
2024年3月期連結本決算経常見通し下方修正、赤字予想に。
【業績予想/決算速報】片倉コープアグリ<4031>が2月14日に発表した業績予想によると、2024年3月期本決算の経常損益は前回予想(1,000百万円)から下方修正され、850百万円の赤字になる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
202303 本 | 12 | 会社実績 | 2023/05/15 | 51,031 | 3,557 | 3,525 | 2,172 | |
202403 本 | 12 | 会社予想 | 2024/02/14 | 43,000 | -1,000 | -850 | -600 | |
202403 本 | 12 | 従来予想 | 2023/11/14 | 45,000 | 1,000 | 1,000 | 600 | |
※単位は百万円、:今回会社から発表された内容
今回の修正見通しの前提として、肥料事業におきましては、原料価格高騰から原料市況が反転し、昨年6月及び11月と2度に亘り肥料価格が値下がりとなりました。当社グ.. 全文を読む
今回の修正見通しの前提として、肥料事業におきましては、原料価格高騰から原料市況が反転し、昨年6月及び11月と2度に亘り肥料価格が値下がりとなりました。当社グループは、昨今から続く特異的な原料情勢の中でも、国内トップクラスの肥料メーカーとして安定供給を果たすべく、在庫リスクがあるものの常時一定量の原料及び製品在庫を確保しております。肥料事業は原価に占める原材料費の割合が高いことから、原料価格が大きく上昇あるいは下落する期間においては、安定供給のために保有している原料及び製品在庫が損益に大きく影響を与えます。このような状況の下、肥料販売数量は前年度の駆け込み需要による反動減、肥料価格値下がり以降の需要回復が想定を下回る見込みであることから、売上高は43,000百万円(前回予想比4.4%減)、利益面においては販売数量の減少に加えて、肥料価格値下がり前の在庫に起因する売買差益等のマイナス影響により、営業損失1,000百万円(前回予想は営業利益1,000百万円)、経常損失850百万円(前回予想は経常利益1,000百万円)、親会社株主に帰属する当期純損失600百万円(前回予想は親会社株主に帰属する当期純利益600百万円)の損失計上となる見通しであります。また、個別業績予想につきましても、同様の理由から、営業利益以下の利益項目において損失計上となる見通しであります。| 閉じる