業績トピックス
2023/01/27 16:00
東海染工
(3577)
2023年3月期連結本決算経常見通し下方修正。13%減益を予想。
【業績予想/決算速報】東海染工<3577>が1月27日に発表した業績予想によると、2023年3月期本決算の経常損益は前回予想(320百万円)から下方修正され、13%減益の100百万円になる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
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202203 本 | 12 | 会社実績 | 2022/05/09 | 11,142 | 73 | 115 | 48 | |
202303 本 | 12 | 会社予想 | 2023/01/27 | 13,000 | 0 | 100 | -160 | |
202303 本 | 12 | 従来予想 | 2022/11/07 | 13,700 | 220 | 320 | 30 | |
※単位は百万円、:今回会社から発表された内容
2023年3月期通期の業績予想数値につきまして、以下の理由により前回予想を下回る見通しであります。(1) 受注環境の変化(捺染受注の大幅減少).. 全文を読む
2023年3月期通期の業績予想数値につきまして、以下の理由により前回予想を下回る見通しであります。(1) 受注環境の変化(捺染受注の大幅減少) 第3四半期以降、国内・海外における市況の急激な変化から、捺染受注が大幅な落込みとなっており、第4四半期におきましても受注状況の改善が図られない見通しであります。 また、タイ国子会社では、加工の小ロット化が進んでおり、機械捺染からデジタルプリントへの移行が更に加速することが想定されるため、2022年12月末をもって捺染加工事業から撤退し、2023年1月度より無地染・晒加工場として新たなスタートを切っております。(2) 想定を上回る生産コストの上昇 国内染色加工事業においては、原材料・エネルギーほか全てのコストが未だに上昇を続けるなか、薬品使用原単位削減、エネルギー使用量の削減活動などを実施して参りましたが、品目によっては購入価格が前年比2倍となるなど、想定を超える価格急騰にコスト削減が追い付かない状況が続いております。(3)適正な価格転嫁の遅れ 生産コストの異常かつ急激な上昇に対応するため、複数回にわたり加工料値上げを実施しましたが、値上げレベルを上回る仕入価格の上昇が続いており、今後も価格改定交渉を進めて参りますが、現時点においては充分かつ適正な価格転嫁には至っておりません。(注)上記に記載した予想数値は、現時点での入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、今後、様々な変動要因により、実際の業績が上記数値と異なる可能性があります。| 閉じる