業績トピックス
2024/05/14 15:02
イチカワ
(3513)
2024年3月期連結本決算経常見通し上方修正。11.1%増益を予想。
【業績予想/決算速報】イチカワ<3513>が5月14日に発表した業績予想によると、2024年3月期本決算の経常損益は前回予想(1,000百万円)から上方修正され、11.1%増益の1,160百万円になる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
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202303 本 | 12 | 会社実績 | 2023/05/15 | 13,344 | 800 | 1,044 | 833 | |
202403 本 | 12 | 会社予想 | 2024/05/14 | 13,600 | 1,100 | 1,160 | 740 | |
202403 本 | 12 | 従来予想 | 2024/01/31 | 13,300 | 700 | 1,000 | 600 | |
※単位は百万円、:今回会社から発表された内容
当社グループの主要取引先であります紙パルプ業界の動向は、国内につきましては、新聞用紙及び印刷情報用紙の需要は、紙のデジタル化が引き続き進んでいることで新型コ.. 全文を読む
当社グループの主要取引先であります紙パルプ業界の動向は、国内につきましては、新聞用紙及び印刷情報用紙の需要は、紙のデジタル化が引き続き進んでいることで新型コロナウイルス禍以前の水準までは回復に至らず、加えて、板紙及び衛生用紙等の需要にも減少傾向が見られ、厳しい状況が続いております。一方、海外につきましては、早くから市場規模の大きな主要地域に進出し、グローバルな販売体制による積極的な拡販活動展開により、シェア拡大を目指しております。海外市場は、アジア地域において通販市場の拡大に伴う板紙及び衛生用紙の需要があるものの、新聞用紙及び印刷情報用紙は国内と同様に需要の減少傾向が続くと見込まれ、厳しい状況が継続しております。当期の業績につきましては、国内紙需要の減少や海外大手顧客の生産集約に伴う販売製品の需要の減少により抄紙用フエルト販売数量は減少しましたが、収益性重視の販売への取り組みに注力したこと及び海外抄紙用ベルト販売数量の増加に加え、為替相場が想定以上に円安傾向で推移したことの影響により、連結売上高及び全段階の利益において前回発表予想値を上回る見込みとなりました。以上によりまして、当連結会計年度の業績予想値を修正するものであります。※ 上記予想は、本資料の発表日現在における将来の経営環境予想等の前提に基づいて作成したものであり、実際の業績は、今後種々の要因によって予想数値とは異なる場合があります。| 閉じる