業績トピックス
2023/01/31 15:01
ジェイテックC
(3446)
2023年6月期連結中間決算、経常見通し下方修正、赤字幅拡大。
【業績予想/決算速報】ジェイテックコーポレーション<3446>が1月31日に発表した業績予想によると、2023年6月期中間期の経常損益(税引き前損益)は前回予想(-57百万円)より赤字幅が拡大し、119百万円の赤字となる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
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202206 本 | 12 | 会社実績 | 2022/08/12 | 1,150 | -71 | -26 | -32 | |
202306 本 | 12 | 会社予想 | 2022/11/14 | 2,133 | 300 | 355 | 228 | |
202212 中 | 6 | 会社予想 | 2023/01/31 | 525 | -120 | -119 | -94 | |
202212 中 | 6 | 従来予想 | 2022/11/14 | 729 | -55 | -57 | -47 | |
※単位は百万円、:今回会社から発表された内容
今回、オプティカル事業における売上実績が予想値を下回ったことが主な要因で業績予想の修正を行うこととなりました。販売費及び一般管理費項目・営業外損益項目につき.. 全文を読む
今回、オプティカル事業における売上実績が予想値を下回ったことが主な要因で業績予想の修正を行うこととなりました。販売費及び一般管理費項目・営業外損益項目につきましては、大半の項目が固定費であり前回発表時点からの大きな乖離は無いため、業績予想の修正要因となったオプティカル事業における売上高について説明いたします。<オプティカル事業>X線ナノ集光ミラーの主な販売先である国内外の放射光施設やX線自由電子レーザー施設において、概ね通常稼働状態に戻っております。国内の次世代放射光施設Nano Terasuをはじめ、中国及び欧米の放射光施設のバージョンアップや新設計画も順調に進んでおり、受注も順調に獲得している状況であります。一方で、前期末時点においてコロナ禍の影響による輸入制限等、中国全土にて混乱が生じて多くの製品が納入できない状況となっておりました。第2四半期において解消が進みましたが、一部まだ納入ができていない状況であります。また、アメリカ向けにおいても同様に、前期末時点で急な仕様変更依頼に応じて納品にまで至らなかった製品について、第2四半期において解消が進んだものの、一部まだ納入ができていない状況であります。これらにつきまして、第3四半期中には全て解消する見込みでありますが、第2四半期時点において解消が遅れたことが要因で売上実績が予想値よりも下回る結果となりました。なお、通期の業績見込みにつきまして、次世代研磨装置の開発機の受注等もあり大きな影響はないと見込んでいるため、2023年6月期の通期連結業績予想は2022年8月12日公表の予想値から変更しておりません。また、公表すべき事案が生じた場合は、速やかに開示を行ってまいります。※上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。| 閉じる