業績トピックス
2023/03/03 15:30
菊池製作所
(3444)
2023年4月期連結本決算経常見通し下方修正、赤字幅拡大。
【業績予想/決算速報】菊池製作所<3444>が3月3日に発表した業績予想によると、2023年4月期本決算の経常損益は前回予想(-291百万円)より赤字幅が拡大し、890百万円の赤字になる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
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202204 本 | 12 | 会社実績 | 2022/06/14 | 5,045 | -596 | -852 | -669 | |
202304 本 | 12 | 会社予想 | 2023/03/03 | 5,090 | -660 | -890 | -1,035 | |
202304 本 | 12 | 従来予想 | 2022/12/13 | 6,046 | -161 | -291 | -229 | |
※単位は百万円、:今回会社から発表された内容
連結業績および個別業績について、試作・金型製品において、従前のコンシューマエレクトロニクス分野の受注が第三四半期以降に著しく低下し、一方で拡大に注力している.. 全文を読む
連結業績および個別業績について、試作・金型製品において、従前のコンシューマエレクトロニクス分野の受注が第三四半期以降に著しく低下し、一方で拡大に注力している新規開拓分野の受注増が未だ限定的であります。また、関係会社の製品販売は弱含みで推移しております。その結果、売上高ならびに営業利益は、2022年6月14日の公表数値を下回る見込みとなりました。また、連結業績において、持分法適用関連会社の業績悪化により、持分損失は当初予想を上回る見込みとなり、個別業績において関係会社貸倒引当金繰入額等を計上する見込みとなりました。また、連結業績および個別業績において、投資有価証券評価損を計上する見込みとなり、それらの結果、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益ならびに当期純利益は公表数値を下回る見込みとなりました。今後の取り組み主力である試作・金型、量産製品の受託製造においては、コンシューマエレクトロニクス中心の対応分野を見直し、新規部門の開拓に努めるとともに、安定収益層拡大のため量産製品分野の拡大、また、生産効率向上のため製造部門の統一、間接部門の効率化を図り、収益確保に努めます。ロボット・その他製品の新規事業分野においては、顧客スタートアップの量産品製造を拡大させるため、販売・サービスなどの業務支援機能を拡大するとともに、関係会社における研究開発費を抑制し、利益拡大に注力いたします。| 閉じる