業績トピックス

LINE

2024/03/26 12:30

イントランス (3237)
2024年3月期連結本決算経常見通し上方修正、赤字幅縮小。

 【業績予想/決算速報】イントランス<3237>が3月26日に発表した業績予想によると、2024年3月期本決算の経常損益は前回予想(-279百万円)より赤字幅が減少し、146百万円の赤字になる見通し。

決算期 月数 区分 発表日 売上高 営業利益 経常利益 当期利益
202303 本 12 会社実績 2023/05/12 598 -416 -471 -493
202403 本 12 会社予想 2024/03/26 1,288 -141 -146 -117
202403 本 12 従来予想 2024/02/14 1,712 -260 -279 -281

※単位は百万円、:今回会社から発表された内容


業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)

当社グループは、前連結会計期間より、従来からの主力事業である不動産の売買・仲介・不動産再生に加え、新たに国内のホテル運営事業及びインバウンド事業に注力してま.. 全文を読む

当社グループは、前連結会計期間より、従来からの主力事業である不動産の売買・仲介・不動産再生に加え、新たに国内のホテル運営事業及びインバウンド事業に注力してまいりました。具体的には、インバウンド観光客をターゲット顧客とする国内のホテル運営を進め、その上でファンド組成等による資金調達によりホテルへの投資を行い、当社による運営ホテル数を拡大し、国内外の観光客を当社運営ホテルへ送客することで、ホテル運営事業の収益拡大を目指すというものです。これら事業モデルの基盤確立を目指し、今期において当社は、投資候補先となる旅館等の宿泊施設の発掘を進めてまいりましたが、当社の収益判断に見合う投資案件の発掘には至らず、また、投資候補となる宿泊施設の精査、投資資金の確保などの作業に相当の時間を費やしてきました。これら状況を解決するため、当社は、様々なパートナーとの協業により投資の成立可能性を高めた上で、旅館等の宿泊施設への投資活動を推進することとし、これに加え、都市型投資として、標準化、スケール化及びブランド化に適したアパートメントホテルの開発投資も併せて推進することといたしました。しかしながら、見込み投資案件は着々と増えてはいるものの、成立までには時間を要することから、今期中に大きな収益計上が期待できる状況までには至りませんでした。また、ホテル運営事業において、新規オープンした大阪心斎橋のFolio Sakura Shinsaibashi Osakaにおいて、オンライントラベルエージェント(OTA)とのシステム連携の不具合等が発生し、OTAからの予約受付開始時期が大幅に遅れたこと、並びにリニューアルオープンした沖縄恩納村のHomm Stay Yumiha Okinawaにおいて、台風等の影響によるハイシーズンにおける営業停止や大幅な予約制限をしたこと、及びオフシーズンにおける観光需要回復が不十分であったこと等の要因により、ホテル運営事業の売上高が落ち込み、予算数値を大きく下回る結果となりました。中華圏からの観光客を当社グループ運営のホテルを中心として送客することを事業目的としたインバウンド送客事業についても、事業開始までの各ホテルとの条件設定、旅行会社やOTAとのシステム連携等に時間を要し、事業開始の時期が遅れたことで想定した収益の実現には至りませんでした。その他、2023年8月29日付「連結子会社の異動(株式譲渡)に関するお知らせ」にて公表しましたとおり、連結子会社であった株式会社大多喜ハーブガーデンの全株式を譲渡し、同社が当社グループの連結範囲から外れたことにより、売上高が減少いたしました。これらの要因より、当社グループの売上高、収益を予定どおりに増加させることができなかったことから、自社運営を前提に自己資金によるホテル不動産の売買により売上高及び収益の増加を目指し、業績予想の達成に向けた取り組みを目指してまいりましたが、売買成立までには時間を要し、案件の進捗状況を考慮すると、公表中の通期連結業績予想数値を達成することは難しいと判断いたしました。当社グループは、2024年3月期連結業績の予想にあたり、当期においては、ホテルへの新規投資やホテル投資ファンドといった新たな収益を重視した事業推進を行っていくため、予想値が大きく変化する可能性を想定し、上限と下限を設けたレンジ予想により公表しておりました。レンジ上限の前提条件としては、「(1)不動産事業において、販売用不動産の売却が全て成立」、「(2)ホテル運営事業において、2024年3月期に新規案件(確定済み)の期初からの売上寄与」、「(3)ホテル運営事業において、2024年3月期に新規案件を獲得し、2024年3月期第3四半期より売上寄与」、「(4)その他事業(ホテル投資ファンド)において、2024年3月期第2四半期までに、50億円以上のファンドを組成・売上寄与」、「(5)その他事業(インバウンド送客)において、2024年3月期第1四半期より、年間280百万円以上の売上寄与」としており、レンジ下限の前提条件は、「(1)不動産事業において、販売用不動産の売却が半数成立」、「(2)ホテル運営事業において、2024年3月期に新規案件(確定済み)の期初からの売上寄与」としておりました。しかしながら、販売用不動産の売却はほぼ成立したものの、上述のとおり、大多喜ハーブガーデンの全株式を期中で譲渡したことによる売上の減少、新規となるホテル開発がなかったこと、ホテル投資ファンドの組成がなかったこと、及び既存ホテルの売上が予算数値と比較し50%以下と大きく未達成であったこと等を要因として、2024年3月期連結通期の売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は、前回公表しておりますレンジ上限数値及びレンジ下限数値を下回ることとなりました。今後につきまして当社グループは、都市型投資としてアパートメントホテルの開発、そして地方創生投資として、リゾートホテル及び旅館等への投資を進めていく予定であります。その他、ホテル運営権のみを取得し売却することで収益化を目指す、ホテル不動産の売買への取り組みも併せて強化してまいります。今回の業績修正は前連結会計年度に引き続き連続の下方修正となるため、今後は事業モデルの確立による事業計画の達成とともに、業績予測の精度を高め、より慎重に精査した業績予測に取り組んでまいります。| 閉じる




同業種の業績トピックス

評価/日時/分類/会社名(証券コード)/見出し
関連情報
2024/11/29 22:46 日本空港ビル (9706)
2024/11/29 22:46 東急不動産H (3289)
2024/11/28 22:46 三井不動産 (8801)
2024/11/28 22:46 SREH (2980)
2024/11/28 22:46 オープンハウスG (3288)

 
【重要】株予報/株予報Proを装った偽サイト、偽アカウント、偽広告にご注意ください

株予報/株予報Pro等の当社サービスを装ったり、当社の名を騙った偽サイト、偽アカウント、偽広告が確認されております。

偽サイト及び偽アカウントは、不正サイトへの誘導、個人情報の取得及び悪用、投資詐欺に遭う可能性がございますのでアクセスされないようにご注意ください。

当社では投資勧誘は行っておりません。LINEなどのSNSを利用した投資詐欺にご注意ください。

株予報 トレンドシグナル ®

2024/11/28 15:00 現在

(更新タイミング:翌営業日8時頃)

買い   1,557 銘柄
1,462 銘柄   売り
 
 
 
6861 キーエンス 買い転換
8035 東京エレクトロン 買い転換
3382 セブン&アイH 買い転換
6178 日本郵政 買い転換
8591 オリックス 売り転換



注目コラムランキング

 
本情報の正確性には万全を期しておりますが、情報は変更になる場合があります。 また、第三者による人為的改ざん、機器の誤作動などの理由により本情報に誤りが生じる可能性があります。 本情報は、情報の提供のみを目的としており、金融商品の販売又は勧誘を目的としたものではありません。 投資にあたっての最終決定は利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 本情報に基づいて行われる判断について、株式会社アイフィスジャパンは一切の責任を負いません。 なお、本情報の著作権は、株式会社アイフィスジャパン及び情報提供者に帰属します。 TOPIX及び東証業種別株価指数の指数値及びそれらに係る標章又は商標は、株式会社JPX総研又は株式会社JPX総研の関連会社の知的財産です。 本情報の転用、複製、販売等の一切を固く禁じております。
IFIS