業績トピックス
2022/10/28 16:00
バイタルKSKH
(3151)
2023年3月期連結本決算経常見通し上方修正。9.2%減益を予想。
【業績予想/決算速報】バイタルケーエスケー・ホールディングス<3151>が10月28日に発表した業績予想によると、2023年3月期本決算の経常損益は前回予想(4,900百万円)から上方修正され、9.2%減益の5,300百万円になる見通し。合せて発表された中間期の業績予想によれば、中間期前回予想(2,500百万円)から上方修正され、3,200百万円となる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
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202203 本 | 12 | 会社実績 | 2022/05/12 | 577,249 | 2,945 | 5,834 | 4,770 | |
202303 本 | 12 | 会社予想 | 2022/10/28 | 567,300 | 2,300 | 5,300 | 4,700 | |
202303 本 | 12 | 従来予想 | 2022/08/02 | 563,300 | 2,300 | 4,900 | 4,500 | |
202209 中 | 6 | 会社予想 | 2022/10/28 | 289,300 | 1,500 | 3,200 | 2,000 | |
202209 中 | 6 | 従来予想 | 2022/08/02 | 284,000 | 1,200 | 2,500 | 1,700 | |
※単位は百万円、:今回会社から発表された内容
(第2四半期累計期間連結業績予想修正の理由).. 全文を読む
(第2四半期累計期間連結業績予想修正の理由) 当社の主たる事業であります医薬品卸売事業におきまして、新型コロナウイルス禍による受診抑制などの影響から徐々に回復しつつあるなか、主に新薬創出加算品やインフルエンザワクチンを中心とした各種ワクチンの販売に注力するとともに、新型コロナウイルス感染症関連の医療機器や臨床検査試薬等の販売も堅調に推移したため、販売面において業績予想を上回る予想となりました。 利益面におきましては、取引コストを意識した価格交渉を徹底したことと、繰り返しになりますが、インフルエンザワクチンを中心とした各種ワクチンの販売や新型コロナウイルス感染症関連の医療機器や臨床検査試薬等の販売増により、さらには昨年度から引き続き国や地方自治体から受託した新型コロナワクチンの配送業務に係る収益も予想を超えたことにより、第1四半期に発生した薬価改定に伴う前期末在庫の新旧仕切価に関わるマイナスの会計処理の影響を吸収しても営業利益は当初業績予想を上回る予想となりました。 また、営業外収益に計上する投資事業組合運用益も予想を上回る見込みとなったため、経常利益においても当初業績予想を上回る予想となりました。(通期連結業績予想修正の理由) 上述の第2四半期累計期間の予想を超える販売増加分の影響があるものの、第3四半期以降、新型コロナウイルス感染症が徐々に収束に向かうことに伴って感染症関連の医療機器・臨床検査試薬等の販売や新型コロナワクチンの配送需要が落ち着きを取り戻すことに加え、世界的なインフレの進行による原材料価格の高騰に伴う商品価格の値上げや各種経費増など、依然として不透明な要素が多いため、上記の予想といたします。| 閉じる