業績トピックス
2022/04/15 15:30
東エレデバイス
(2760)
2022年3月期連結本決算経常見通し上方修正。57.8%増益を予想。
【業績予想/決算速報】東京エレクトロン デバイス<2760>が4月15日に発表した業績予想によると、2022年3月期本決算の経常損益は前回予想(6,200百万円)から上方修正され、57.8%増益の7,300百万円になる見通し。因みに直前のIFISコンセンサスでは6,900百万円を予想している。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
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202103 本 | 12 | 会社実績 | 2021/04/27 | 143,268 | 4,620 | 4,625 | 3,143 | |
202203 本 | 12 | 会社予想 | 2022/04/15 | 179,900 | -- | 7,300 | 5,050 | |
202203 本 | 12 | 従来予想 | 2022/01/28 | 172,000 | -- | 6,200 | 5,200 | |
202203 本 | 12 | コンセンサス | 2022/04/14 | 176,000 | 7,400 | 6,900 | 5,850 | |
202203 Q4 | 3 | コンセンサス | 2022/04/14 | 48,108 | 2,667 | 2,640 | 1,955 | |
※単位は百万円、:今回会社から発表された内容
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下記のとおり、2022年3月期において特別損失を計上することとなりますが、産業機器向けや車載向けをはじめ幅広い分野における半導体製品への需要が高水準で推移し、当社グループでは顧客商権の拡大も寄与したことなどから、前回(2021年10月28日)公表の通期連結業績予想を修正いたします。 なお、期末配当につきましては、従来予想額(1株当たり100円)から変更はありません。特別損失(減損損失)の計上について 当社グループでは中期経営計画で掲げる「技術商社機能を持つメーカーへ」のビジョンのもと、画像認識・ロボティクスを駆使した「モノづくりシステム」の開発が重要な成長事業であると考え、より高度な画像処理応用ソリューションの提供や画像認識とロボット技術を融合させた新製品の開発推進を視野に入れて、株式会社ファーストの株式を2018年に取得し連結子会社といたしました。 株式会社ファーストが連結子会社となって以降、当社の有する技術・マーケティング機能と同社が有する技術の融合によっていくつかの新製品の市場投入は進んでおりますが、米中貿易摩擦や新型コロナウイルス感染症の拡大・長期化による事業活動の制限に加え、昨今の半導体・電子部品等の資材調達の難航等の外部環境の悪化に伴い、同社における当初の事業計画と進捗との乖離が顕著になってまいりました。 このような状況を鑑み、今後の成長に向けた潜在的なリスクを先送りせず、今後の事業計画を保守的かつ慎重に検討した結果、固定資産の減損に係る会計基準に基づき2022年3月期連結決算において同社に係るのれん及び無形固定資産の減損損失1,351百万円を特別損失として計上することといたしました。(注)本資料に記載している業績予想及び将来に関する内容は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判 断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。実際の業績等は 様々な要因により、予想数値と異なるものとなる可能性があります。| 閉じる