業績トピックス
2022/04/22 15:00
木徳神糧
(2700)
2022年12月期連結本決算経常見通し上方修正。71%増益を予想。
【業績予想/決算速報】木徳神糧<2700>が4月22日に発表した業績予想によると、2022年12月期本決算の経常損益は前回予想(540百万円)から上方修正され、71%増益の1,050百万円になる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
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202112 本 | 12 | 会社実績 | 2022/02/17 | 107,812 | 526 | 614 | 505 | |
202212 本 | 12 | 会社予想 | 2022/04/22 | 103,000 | 1,000 | 1,050 | 900 | |
202212 本 | 12 | 従来予想 | 2022/02/17 | 97,500 | 480 | 540 | 350 | |
202206 中 | 6 | 会社予想 | 2022/02/17 | -- | -- | -- | -- | |
※単位は百万円、:今回会社から発表された内容
当社グループの主力である米穀事業において、新型コロナウイルス感染症の影響により国内の需要が業務用を中心に低迷しているなか、令和3年産米が令和2年産米に続く豊.. 全文を読む
当社グループの主力である米穀事業において、新型コロナウイルス感染症の影響により国内の需要が業務用を中心に低迷しているなか、令和3年産米が令和2年産米に続く豊作となり、供給過剰の状況が続いています。国内の米穀取引価格が下落傾向で推移している一方、円安の影響を受けてミニマム・アクセス米と輸入乾牧草の販売単価が上昇したこと等から、売上高については103,000百万円を見込んでおります。利益面については、米穀在庫の適正化に注力し需給環境に対応した仕入が可能となったこと、仕入ルートの複線化を推進し原料調達や提案営業において優位性を実現したこと、物流等流通コストが上昇している中で販売及び管理費用の削減を徹底したこと等により、営業利益は1,000百万円、経常利益は1,050百万円と、前回発表予想を大幅に上回る見込みです。また、保有する投資有価証券の一部売却を行ったことによる特別利益の計上があったことで、親会社株主に帰属する当期純利益についても前回発表予想を大きく上回る900百万円となる見込みです。ロシア・ウクライナ情勢、世界的なエネルギー価格の上昇、円安の進行による小麦やトウモロコシ価格の上昇が小麦製品や飼料価格に波及し、当社の取扱商品である米や米粉をはじめ、糟糠類等の副産物や飼料用米等、様々な米の用途が関心を集めているほか、食料安全保障の面からも自給率の高い米穀が注目されています。その一方で、今後国内において供給過剰による米穀卸業者間の競争激化が予想されることや、令和4年産米の作況が需給環境に影響を与えること等、当社の2022年12月期連結業績には現時点において不確定要素が多く含まれております。今後の情勢変化に伴い、当社グループの業績に大きな影響が見込まれる場合は速やかにお知らせいたします。| 閉じる