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23日の香港市場概況:ハンセン指数は3日続落、中東混迷で約8カ月ぶりの安値

*19:00JST 23日の香港市場概況:ハンセン指数は3日続落、中東混迷で約8カ月ぶりの安値
23日の香港マーケットは3日続落、主要90銘柄で構成されるハンセン指数が前日比894.85ポイント(3.54%)安の24382.47ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が266.25ポイント(3.11%)安の8307.82ポイントで引けた。

中東情勢の緊張を背景にリスク回避の売りが広がった。ハンセン指数は2025年7月以来およそ8カ月ぶりの安値を付けた。原油価格の上昇懸念などが投資家心理を冷やす一方、エネルギー関連への資金シフト観測が一部で下支え要因となった。

米国とイランの対立激化を受け、世界的にリスク資産を圧縮する動きが強まり、香港市場でも幅広いセクターに売りが波及した。指数は後場に一時4.2%安まで下げ幅を拡大し、保険やハイテクなど景気敏感株を中心に下押し圧力が強まった。アジア株安の連鎖も重なり、投資家の慎重姿勢が一段と強まった。

一方で、エネルギー安全保障への関心の高まりを背景に、資源関連など一部セクターには資金流入の動きがみられた。ただ、こうした物色は限定的にとどまり、相場全体の地合い改善にはつながらなかった。ハンセン指数は終日軟調な推移となり、安値圏での引けとなった。

ハンセン指数の構成銘柄では、金融・保険やハイテク関連を中心に売りが膨らんだ。AIAグループ(1299/HK)は7.1%安、中国人寿保険(2628/HK)は8.0%安、中国平安保険(2318/HK)は7.0%安、テンセント(0700/HK)は1.89%安、BYD(1211/HK)は1.35%安となった。主力株が軒並み軟調だった。米国とイランの緊張激化を受けて世界的にリスク回避姿勢が強まり、原油高や景気減速への警戒が投資家心理を冷やし、指数を押し下げた。

また、資源・素材や通信などの大型株にも売りが広がった。紫金鉱業(2899/HK)は6.0%安、中国宏橋(1378/HK)は9.4%安などが値を下げた。アジア株全体の下落に連動し、幅広いセクターで持ち高調整の動きが強まり、指数は後場に一時4.2%安まで下げ幅を拡大するなど、全面安の展開となった。

半面、エネルギー関連や一部自動車株には資金流入がみられた。中国海洋石油(0883/HK)は0.7%高、吉利汽車(0175/HK)は1.9%高などが上昇した。中東情勢の緊張を背景にエネルギー安全保障への関心が高まり、資源株の一角が買われたほか、電動車関連にも押し目買いが入った。ただし上昇銘柄は限定的で、相場全体はリスク回避主導の軟調地合いが続いた。

中国本土市場では、主要指標の上海総合指数が前日比143.77ポイント(3.63%)安の3813.28ポイントと大幅に3日続落した。



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