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30日の香港市場概況:ハンセン指数は8日ぶり反落、持ち高調整の売りが優勢

*18:49JST 30日の香港市場概況:ハンセン指数は8日ぶり反落、持ち高調整の売りが優勢
30日の香港市場は反落、主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比580.98ポイント(2.08%)安の27387.11ポイントと8日ぶり、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が235.49ポイント(2.47%)安の9317.09ポイントと4日ぶりに反落した。

ハンセン指数は前日に約4年半ぶりの高値を切り上げており、地政学リスクへの警戒感や月末要因による持ち高調整が重なり、8営業日ぶりに反落した。市場では利益確定売りが広がり、特に引けにかけて売り圧力が強まった。前日比で2.07%の下落と、調整色が強い展開となった。

中東情勢の不安定化や米国金融政策の先行き不透明感が重なり、リスク資産への警戒が強まった。短期的な急騰に対する過熱感もあり、個人投資家を中心に手仕舞いの動きが加速した。ハイテクや不動産など一部セクターへの売りが相場を押し下げた。

ハンセン指数の構成銘柄では、資源・素材関連株が大きく売られた。紫金鉱業集団(2899/HK)は9.2%安、中国宏橋集団(1378/HK)は9.3%安、CSPC製薬集団(1093/HK)は10.2%安と急落した。米国の金先物相場が下落に転じたことで、鉱業・非鉄金属セクターへの売りが加速。加えて、世界景気の減速懸念や月末のポジション調整も重なり、短期資金の流出が強まった。

金融・不動産株にも売りが波及した。長江和記実業(0001/HK)は4.6%安、チャイナ・オーバーシーズ(0688/HK)は4.0%安、中国建設銀行(0939/HK)は3.1%安となった。ハンセン指数が年初来高値圏に達したことによる利益確定売りが出やすい地合いにあり、不動産市況への先行き不透明感も相場を圧迫した。その他、テクノロジーやエネルギー関連も軟調に推移した。

反面、教育や一部消費関連では買いが優勢となった。ニューオリエンタル・エデュケーション(9901/HK)は5.5%高、中国リソーシズ・ミックス(1209/HK)は1.5%高、新鴻基地産(0016/HK)は0.9%高と底堅い動き。一部報道によると、教育関連への規制緩和期待が支援材料となったほか、月末にかけてのディフェンシブ銘柄への資金シフトも背景にあった。市場全体は下落基調ながらも、選別物色の動きが散見された。

中国本土市場は4日ぶりに反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.96%安の4117.95ポイントで取引を終了した。



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