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7日の中国本土市場概況:上海総合は3日ぶり反落、貿易統計の悪化で節目4000pt割り込む

*18:43JST 7日の中国本土市場概況:上海総合は3日ぶり反落、貿易統計の悪化で節目4000pt割り込む
7日の中国本土市場は3日ぶりに反落。主要指標の上海総合指数は前日比10.20ポイント(0.25%)安の3997.56ポイントで引けた。

上海総合指数は終値で心理的節目の4000を割り込んだ。背景には、10月の輸出(米ドル建て)が前年同月比で1.1%減少し、市場予想の8.3%増を下回ったことがある。これにより、外需の先行き懸念が強まり、輸出関連株を中心に利益確定売りが広がった。世界的な需要減速や米金融政策の不透明感が投資家心理を圧迫した。特に外需依存度の高い業種では下げが目立ち、相場全体に重しとなった。

一方で、当局による経済支援への期待感や、一部好決算を手掛かりとした底堅い買いも観測されたが、全体の流れを押し戻すには至らなかった。これらの動きを背景に、指数は小幅安で取引を終えた。

セクター別では、ハイテク関連の売りが目立った。富士康工業互聯網(601138/SH)が4.6%安、曙光信息産業(603019/SH)と広東生益科技(600183/SH)、華勤技術(603296/SH)の3銘柄がそろって2.9%安となった。

また、製薬銘柄も安い。昭衍新薬(603127/SH)が3.3%安、江蘇聯環薬業(600513/SH)が2.1%安、江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が1.3%安、馬応竜薬業(600993/SH)が1.2%下落した。

半面、素材が買われた。万華化学集団(600309/SH)が5.8%高、馬鞍山鋼鉄(600808/SH)が2.4%高、レアアースの広晟有色金属(600259/SH)が1.9%高、建材の安徽海螺セメント(600585/SH)が1.3%上昇した。

外貨建てB株相場は、上海B株指数が2.41ポイント(0.93%)安の257.38ポイント、深センB株指数が0.20ポイント(0.02%)高の1313.96ポイントで終了した。



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2025/11/06 15:30 現在

(更新タイミング:翌営業日8時頃)

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8306 三菱UFJFG 買い転換
8316 三井住友FG 買い転換
8035 東京エレクトロン 売り転換
7182 ゆうちょ銀行 買い転換
6367 ダイキン工業 買い転換



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