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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は反発、財務省がインフラ投資枠を拡大させる計画
2025/07/22 09:33
*09:33JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は反発、財務省がインフラ投資枠を拡大させる計画
【ブラジル】ボベスパ指数 134166.72 +0.59%
21日のブラジル株式市場は反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比785.14ポイント高(+0.59%)の134166.72で引けた。日中の取引レンジは133,367.36-134,864.53となった。
終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや縮小させた。米長期金利の低下が支援材料となり、買いは優勢。また、インフレ率の鈍化観測も利下げ期待を高めた。ほかに、中国当局が景気対策を強化していることが好感された。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落や米国の高関税政策への警戒感などが引き続き足かせとなった。
【ロシア】MOEX指数 2821.78 +1.33%
21日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比37.15ポイント高(+1.33%)の2821.78となった。日中の取引レンジは2,784.63-2,827.94となった。
終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや拡大させた。中国当局が景気対策を強化していることが好感されたほか、米長期金利の低下が外資の流出懸念を後退させた。また、米中通商交渉の進展期待なども引き続き支援材料。一方、原油価格の下落や米高関税政策への警戒感などが引き続き指数の足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 82200.34 +0.54%
21日のインドSENSEX指数は反発。前日比442.61ポイント高(+0.54%)の82200.34、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同122.30ポイント安(-0.49%)の25090.70で取引を終えた。
終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや拡大させた。財務省がインフラ投資枠を拡大させる計画を示していることが好感され、対象セクターに買いは広がった。また、米長期金利の低下が外資の流出懸念を後退させた。ほかに、利下げ期待の高まりが引き続き支援材料となった。
【中国】上海総合指数 3559.79 +0.72%
週明け21日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比25.31ポイント高(+0.72%)の3559.79ポイントと3日続伸した。2022年1月以来、約3年半ぶりの高値水準を切り上げている。
大型インフラ投資が材料視される流れ。チベット自治区を流れるヤルンツァンポ川の下流で19日、世界最大級の大規模水力発電ダムが着工した。同プロジェクトの総投資額は約1兆2000億人民元(約24兆8200億円)に上る。恩恵を受けやすい関連銘柄に買いが先行し、指数を押し上げた。政策期待も持続。廖岷・財政部副部長は18日、均衡のとれた対外貿易を維持しながら、消費主導の経済モデルに移行していく考えを明らかにした。中国では月末までに、下半期の政策方針を決定する中央政治局会議が開かれる予定。追加の景気刺激策が打ち出されるとの見方も広がっている。
<CS>
【ブラジル】ボベスパ指数 134166.72 +0.59%
21日のブラジル株式市場は反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比785.14ポイント高(+0.59%)の134166.72で引けた。日中の取引レンジは133,367.36-134,864.53となった。
終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや縮小させた。米長期金利の低下が支援材料となり、買いは優勢。また、インフレ率の鈍化観測も利下げ期待を高めた。ほかに、中国当局が景気対策を強化していることが好感された。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落や米国の高関税政策への警戒感などが引き続き足かせとなった。
【ロシア】MOEX指数 2821.78 +1.33%
21日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比37.15ポイント高(+1.33%)の2821.78となった。日中の取引レンジは2,784.63-2,827.94となった。
終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや拡大させた。中国当局が景気対策を強化していることが好感されたほか、米長期金利の低下が外資の流出懸念を後退させた。また、米中通商交渉の進展期待なども引き続き支援材料。一方、原油価格の下落や米高関税政策への警戒感などが引き続き指数の足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 82200.34 +0.54%
21日のインドSENSEX指数は反発。前日比442.61ポイント高(+0.54%)の82200.34、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同122.30ポイント安(-0.49%)の25090.70で取引を終えた。
終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや拡大させた。財務省がインフラ投資枠を拡大させる計画を示していることが好感され、対象セクターに買いは広がった。また、米長期金利の低下が外資の流出懸念を後退させた。ほかに、利下げ期待の高まりが引き続き支援材料となった。
【中国】上海総合指数 3559.79 +0.72%
週明け21日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比25.31ポイント高(+0.72%)の3559.79ポイントと3日続伸した。2022年1月以来、約3年半ぶりの高値水準を切り上げている。
大型インフラ投資が材料視される流れ。チベット自治区を流れるヤルンツァンポ川の下流で19日、世界最大級の大規模水力発電ダムが着工した。同プロジェクトの総投資額は約1兆2000億人民元(約24兆8200億円)に上る。恩恵を受けやすい関連銘柄に買いが先行し、指数を押し上げた。政策期待も持続。廖岷・財政部副部長は18日、均衡のとれた対外貿易を維持しながら、消費主導の経済モデルに移行していく考えを明らかにした。中国では月末までに、下半期の政策方針を決定する中央政治局会議が開かれる予定。追加の景気刺激策が打ち出されるとの見方も広がっている。
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