フィスコニュース
概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は4日続伸、米通商交渉の進展期待などを好感
2025/07/01 10:17
*10:17JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は4日続伸、米通商交渉の進展期待などを好感
【ブラジル】ボベスパ指数 138854.60 +1.45%
6月30日のブラジル株式市場は反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1.45%(1988.80ポイント)高の138854.60で引けた。日中の取引レンジは136,429.87-139,102.75となった。
売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。米税制案や米通商交渉の進展期待が好感され、買いは優勢。また、米株高や米中の金融緩和への期待感も引き続き支援材料となった。一方、原油価格の下落が資源セクターの圧迫材料。また、6月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)などが翌日に発表されるため、見極めるムードも強まった。
【ロシア】MOEX指数 2847.38 +1.47%
6月30日のロシア株式市場は4日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比1.47%(41.27ポイント)高の2847.38となった。日中の取引レンジは2,806.49-2,847.38となった。
終始プラス圏で推移し、終盤に向けた上げ幅をやや拡大させた。米通商交渉の進展期待が好感され、買いは継続。また、米中の金融緩和への期待感も引き続き好感された。一方、原油価格の下落などが指数の足かせに。また、6月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)が翌日に発表される予定となり、慎重ムードも強まった。
【インド】SENSEX指数 83606.46 -0.54%
6月30日のインドSENSEX指数は5日ぶりに反落。前日比452.44ポイント安(-0.54%)の83606.46、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同120.75ポイント安(-0.47%)の25517.05で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、後半に下げ幅を拡大させた。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、銀行の貸し出しが伸び悩んでいるとの報告も対象セクターの圧迫材料となった。ほかに、5月の鉱工業生産がこの日の取引終了後に発表されるため、見極めるムードが強まった。なお、5月の鉱工業生産の増加率(前年同月比)は前月の2.7%から1.2%に鈍化し、予想の2.3%を下回った。
【中国】上海総合指数 3444.43 +0.59%
週明け6月30日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比20.20ポイント高(+0.59%)の3444.43ポイントと3日ぶりに反発した。
中国の政策に対する期待感が相場を支える流れ。中国景気の鈍化懸念が続く中、当局は経済成長目標達成のため、金融緩和など追加の刺激策を打ち出すとの見方が広がっている。寄り付き直後に公表された国家統計局による6月の中国景況感指数に関しては、製造業PMIが49.7と市場予想(49.6)をやや上回ったが、景況判断の境目50は3カ月連続で下回った。
<AK>
【ブラジル】ボベスパ指数 138854.60 +1.45%
6月30日のブラジル株式市場は反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1.45%(1988.80ポイント)高の138854.60で引けた。日中の取引レンジは136,429.87-139,102.75となった。
売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。米税制案や米通商交渉の進展期待が好感され、買いは優勢。また、米株高や米中の金融緩和への期待感も引き続き支援材料となった。一方、原油価格の下落が資源セクターの圧迫材料。また、6月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)などが翌日に発表されるため、見極めるムードも強まった。
【ロシア】MOEX指数 2847.38 +1.47%
6月30日のロシア株式市場は4日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比1.47%(41.27ポイント)高の2847.38となった。日中の取引レンジは2,806.49-2,847.38となった。
終始プラス圏で推移し、終盤に向けた上げ幅をやや拡大させた。米通商交渉の進展期待が好感され、買いは継続。また、米中の金融緩和への期待感も引き続き好感された。一方、原油価格の下落などが指数の足かせに。また、6月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)が翌日に発表される予定となり、慎重ムードも強まった。
【インド】SENSEX指数 83606.46 -0.54%
6月30日のインドSENSEX指数は5日ぶりに反落。前日比452.44ポイント安(-0.54%)の83606.46、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同120.75ポイント安(-0.47%)の25517.05で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、後半に下げ幅を拡大させた。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、銀行の貸し出しが伸び悩んでいるとの報告も対象セクターの圧迫材料となった。ほかに、5月の鉱工業生産がこの日の取引終了後に発表されるため、見極めるムードが強まった。なお、5月の鉱工業生産の増加率(前年同月比)は前月の2.7%から1.2%に鈍化し、予想の2.3%を下回った。
【中国】上海総合指数 3444.43 +0.59%
週明け6月30日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比20.20ポイント高(+0.59%)の3444.43ポイントと3日ぶりに反発した。
中国の政策に対する期待感が相場を支える流れ。中国景気の鈍化懸念が続く中、当局は経済成長目標達成のため、金融緩和など追加の刺激策を打ち出すとの見方が広がっている。寄り付き直後に公表された国家統計局による6月の中国景況感指数に関しては、製造業PMIが49.7と市場予想(49.6)をやや上回ったが、景況判断の境目50は3カ月連続で下回った。
<AK>




