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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続落、ウクライナ停戦協議の難航観測がリスク回避の売りが加速

*09:32JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続落、ウクライナ停戦協議の難航観測がリスク回避の売りが加速
【ブラジル】ボベスパ指数 139187.39 -0.11%
16日のブラジル株式市場は小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比146.98ポイント安(-0.11%)の139187.39で引けた。日中の取引レンジは137,713.31-139,334.72となった。

売りが先行した後は下げ幅をじりじりと縮小させた。弱い経済指標が改めて警戒され、売りは優勢となった。一方、指数の下値は限定的。米中通商協議の合意などが引き続き好感されたほか、原油価格の上昇が指数をサポートした。

【ロシア】MOEX指数 2840.34 +0.01%
16日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.29ポイント高(+0.01%)の2840.34となった。日中の取引レンジは2,781.00-2,876.67となった。

後半はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。原油価格の上昇が資源セクターの支援材料。また、米中通商協議の合意も引き続き好感された。一方、指数の上値は重い。ウクライナ停戦協議に大きな前進が見られなかったことが指数の足かせとなった。

【インド】SENSEX指数 82330.59 -0.24%
16日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反落。前日比200.15ポイント安(-0.24%)の82330.59、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同42.30ポイント安(-0.17%)の25019.80で取引を終えた。

売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。貿易赤字の拡大が懸念材料となった。また、金属価格の上昇を受け、卸売物価指数は向こう数カ月、上昇傾向に転じるとの予測も嫌気された。

【中国本土】上海総合指数 3367.46 -0.40%
16日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比13.36ポイント安(-0.40%)の3367.46ポイントと続落した。

様子見ムードが漂う流れ。中国指標の内容を見極めたいとするスタンスが重しだ。中国では週明け19日、4月の小売売上高や鉱工業生産などが公表される。トランプ関税の影響が気がかりだ。先行して14日に発表された金融統計では、人民元建て新規融資が市場予想を下回っている。もっとも、下値は限定的。中国の景気対策に対する期待感が根強いほか、米長期金利の上昇一服も相場の支援材料だ。




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