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フリュー---3Q営業利益は41.8%増、価格統一効果と海外物販の伸長が利益を牽引

*17:38JST フリュー---3Q営業利益は41.8%増、価格統一効果と海外物販の伸長が利益を牽引
フリュー<6238>は2月13日、2026年3月期第3四半期(25年4月-12月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比3.0%減の326.55億円となったものの、営業利益は同41.8%増の29.12億円、経常利益は同37.7%増の28.92億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同33.2%増の18.72億円と大幅な増益を達成した 。売上高は前年を下回ったものの、不採算事業の整理や高収益サービスへの一本化に加え、プリントシール機における価格統一効果、ならびに海外向け物販の伸長が寄与し、利益面では極めて高い進捗を見せている。


世界観ビジネスは、売上高が前年同期比7.4%増の205.59億円、営業利益が同31.3%増の19.88億円と成長を牽引した。主力のクレーンゲーム景品では、定番IPが国内で安定的に推移したことに加え、IP展開の進展により北米や香港といった海外市場での販売が拡大し、全体の伸びを支えた。また、方針転換を図った高価格帯ホビー等では、市場における人気や需要動向を見極めつつ、他社タイトルの発売時期なども考慮した商品選定を進めた。この高粗利なアイテムへの絞り込みが奏功し、収益性が大幅に向上して黒字化を達成した。

ガールズトレンドビジネスは、売上高が同8.2%減の102.14億円となったが、営業利益は同2.3%増の25.95億円と増益を確保した。プリントシール機のプレイ回数や「ピクトリンク」の有料会員数は減少したものの、2025年7月に実施したプレミアムコースへの価格統一効果が利益面を強力に下支えしている。さらに、プリ30周年記念キャンペーン「DEAR 令和&平成 ウチらの伝説プリ」がSNSで大きな反響を呼び、若年層から社会人層まで、幅広い層のプレイを促進している。

フリューニュービジネスは、売上高が同44.7%減の18.81億円、営業損失は0.95億円(前年同期は3.20億円の損失)となった。前期に実施したカラーコンタクトレンズ事業の譲渡や不採算事業の整理により、赤字幅が大幅に縮小している。アパレルブランド「Olu.」においては、著名インフルエンサーの起用やポップアップイベントの実施など、SNSを軸とした集客に注力することで広告宣伝費を抑制する戦略が成功した。こうした取り組みにより、販管費の抑制が進み、第3四半期会計期間での黒字化を達成し、事業体質の改善が鮮明となっている。

2026年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比1.6%増の450.00億円、営業利益が同34.0%増の30.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同32.1%増の21.50億円とする期初計画を据え置いた。利益面では想定以上の進捗を示しているものの、通期業績については慎重な見通しを維持している。
こうした中、プリントシール機事業では、2026年春・夏に投入する新機種を通じて、体験価値の進化を図っている。新機種は3名程度が収まるコンパクトなサイズながら3つのカメラを搭載し、即時プリント写真のような質感を再現したシール紙や長時間動画といった新しい体験価値を提供する設計としている。既存市場におけるユーザー体験の深化を図ることで、安定した収益基盤の維持と中長期的な成長につなげていく考えだ。
榎本雅仁社長の掲げる「IPとプリントシール機の掛け合わせ」を軸とした世界展開を通じ、付加価値創出型のビジネスモデルを一層強化していく。
株主還元については、安定的な配当と機動的な自己株式取得を基本方針としており、当期の年間配当は39円を予定している 。2028年3月期に向けたROE15%以上の目標達成を目指し、利益の積み上げと並行して最適なキャッシュポジションの維持と配当性向の確保に努める構えである。



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2026/04/10 15:30 現在

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