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サイバーリン Research Memo(1):2025年12月期は売上高・経常利益ともに過去最高。新中期経営計画を発表

*13:01JST サイバーリン Research Memo(1):2025年12月期は売上高・経常利益ともに過去最高。新中期経営計画を発表
■要約

1. 2025年12月期の業績概要
サイバーリンクス<3683>の2025年12月期の連結業績は、売上高18,136百万円(前期比14.3%増)、定常収入8,734百万円(同7.5%増)、営業利益1,846百万円(同47.0%増)、経常利益1,857百万円(同46.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,303百万円(同60.1%増)となり、売上高・経常利益は2期連続で過去最高となった。セグメント別では、流通クラウド事業は、クラウドサービスが順調に拡大したことで定常収入が拡大し、増収となった。セグメント利益は、体制強化に向けた人員増及び賃上げなどの待遇改善の実施による原価増や、中大規模スーパー向けの基幹システム「@rmsV6」の普及初期段階による償却負担の先行などにより、減益となった。官公庁クラウド事業は、自治体基幹システム標準化案件、文書管理システム、防災行政無線工事案件等が計画以上に進展し、増収・大幅増益となった。トラスト事業は、「CloudCerts」の拡大等により増収となり、損失額が縮小した。モバイルネットワーク事業は、3Gサービス終了を控え、端末買い替え需要が拡大したことに加え、キャリアからのインセンティブ収入の増加により増収増益となった。

2. 2026年12月期の業績見通し
2026年12月期の連結業績は、売上高19,238百万円(前期比6.1%増)、定常収入9,624百万円(同10.2%増)、営業利益1,909百万円(同3.4%増)、経常利益1,900百万円(同2.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,308百万円(同0.3%増)を見込んでいる。M&Aや開発投資による償却負担が継続するものの、これらを吸収し、3期連続の営業増益、経常利益は売上高とともに3期連続での過去最高更新を目指す。セグメント別では、流通クラウド事業は定常収入の積み上げなどにより増収増益を予想する。官公庁クラウド事業は引き続き自治体DX案件を取り込むことで増収を確保し、(株)シナジーの取得に伴うソフトウェア償却の終了も寄与し増益を見込む。トラスト事業は「CloudCerts」の拡大、大型受託開発案件により増収・黒字化を見込む。モバイルネットワーク事業は、端末の高価格化等により増収見込みだが、販促費等の増加により減益を予想している。

3. 新中期経営計画
前中期経営計画の目標達成を受け、同社は2030年12月期を最終年度とする新たな5ヶ年の中期経営計画を策定した。「人々の豊かな暮らしに貢献し、誰からも選ばれるITカンパニーへ。」というビジョンのもと、最終年度である2030年12月期には売上高221億円、定常収入126億円(定常収入比率57.1%)、経常利益30億円(経常利益率13.6%)、ROE13%以上という高い数値目標を設定している。今後は、新中期経営計画の進展に伴い、この計画に沿って定性的にも数値的にもどのような変革を遂げるかが注目される。

■Key Points
・2025年12月期は官公庁クラウドの貢献により46.6%の経常増益
・2026年12月期は3期連続の営業増益を予想
・2030年12月期に売上高221億円、経常利益30億円を目指す

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)



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