フィスコニュース
ファーストアカウンティング株式会社×フィスコアナリスト山本泰三対談動画文字起こし(9)
2026/04/09 10:19
*10:19JST ファーストアカウンティング株式会社×フィスコアナリスト山本泰三対談動画文字起こし(9)
ファーストアカウンティング<5588>
■ファーストアカウンティング 森様
非常にシンプルですが、唯一にして最大のリスクは「AI利用に対する国家的な規制」です。
弊社は、お客様に提供するプロダクトはもちろん、社内の開発体制や営業、カスタマーサクセスに至るまで、文字通り「AIを使いまくっている」会社です。エンジニアにはAIによるコーディングを必須としていますし、ビジネスサイドのメンバーにもAIの活用を徹底させています。
私たちは真の「AIネイティブ」な組織であり、もし「AIの使用を禁止する」といった極端な法的規制が敷かれたら、現在の業務は全く回らなくなります。AIを取り上げられたら、今のメンバーの倍以上の人員を確保しなければ現在のパフォーマンスを維持できないでしょう。私自身、AIを使わずにどうやって仕事をすればいいのか不安になるほど、AIは私たちの身体の一部になっています。そのため、日経新聞などでAI規制に関するニュースが出ると、非常に注視して読み込んでいます。
プロダクトも社内ツールも、全てをAIに全振りしているからこそ、先ほど申し上げたようなスピード感と高収益体制が実現できています。現状、イノベーションを阻害するような過度な規制の動きは見られませんが、このテクノロジーの恩恵を誰よりも享受している自覚があるからこそ、規制動向には常にアンテナを張っています。
●フィスコ 山本
営業から開発まで、文字通り全員がAIを使いこなす「AIネイティブ」な組織であるということが、今のエピソードで確信に変わりました。
■ファーストアカウンティング 森様
弊社のエンジニアの中には、ここ3ヶ月間、1行もソースコードを書いていない優秀なメンバーもいます。社内では「コーディングはもはやエンジニアの仕事ではない」という共通認識を持っています。
昔ながらの職人気質で「自分の手でコードを書きたい」という方は、弊社の環境には合わないかもしれません。AIの方が正確で速くコーディングできる以上、人間の役割は「お客様や営業のリクエストの本質を理解し、それをAIを使ってどうプロダクトに落とし込むか」という上流のコミュニケーションと設計にシフトすべきだからです。
●フィスコ 山本
徹底されていますね。一方で、これだけ生成AIが普及してくると、大手企業が「自社でAIを内製化しよう」という動きを強める可能性もあります。その際、御社のポジションはどうなるとお考えでしょうか。
■ファーストアカウンティング 森様
こちらの資料を使いながら、内製化が進む中での私たちの独自の立ち位置を説明させてください。
内製化という点については、もちろんAI、特に様々なツールが登場しているラージランゲージモデル(LLM)の活用を指しているかと思います。
しかし、先ほどの説明資料にもありました通り、LLMの「エンジン」だけでは経理業務を完結させることはできません。
また、新リース会計基準への対応に関しては、結局のところ「エコシステム」を構築できているかどうかが、業務が回るか否かの分かれ道となります。具体的には、契約書を読み取るシステムとの連携、出力先となる固定資産管理システムとの連携、さらには会計システムとも繋がっていなければなりません。そのため、エンジンだけを保有していても実務には対応できないのです。
さらに、判定の能力自体も、先ほどお示ししたように世の中の一般的なLLMでは解くことができないレベルの業務でございます。加えて、業務というのは前後の工程が繋がっているものです。そこをシームレスに繋ぎ合わせる必要がありますので、そういった意味では、内製化による競合については正直なところあまり心配はしておりません。
●フィスコ 山本
ありがとうございます。本日は多岐にわたるお話をありがとうございました。最後に、投資家の皆様が御社を評価する上で、最も注目すべきポイントについてメッセージをいただけますでしょうか。
■ファーストアカウンティング 森様
私自身も個人投資家として20年以上の経験がありますが、相場全体が軟調な時こそ、企業の真価を見極める絶好の機会だと考えています。
現在、SaaS銘柄は一律に厳しい評価を受ける場面もありますが、今後は「AIの進化に飲み込まれてしまう会社」と、弊社のように「AIネイティブ」の二極化が鮮明に進んでいくはずです。様々な銘柄がありますので、ぜひ厳しく見極めていただければ幸いです。
フィスコ様の情報などもご活用いただきながら、弊社の歩みにご注目いただけますと大変嬉しく思います。
■終わりの挨拶
▲フィスコ 高井
ありがとうございました。非常に聞き応えのある、熱量に溢れた対談でした。
それでは最後に、森社長、山本さんから視聴者の皆様へご挨拶をお願いいたします。まずは森社長、よろしくお願いいたします。
■ファーストアカウンティング 森様
本日は最後までご視聴いただき、誠にありがとうございました。 投資家の皆様にとって、現在はまさに銘柄の「選別」が問われる重要なタイミングかと思います。バフェット流の投資哲学をお持ちの方であれば、市場が冷静な時こそ真の価値を見出すチャンスです。ぜひフィスコ様の詳細なレポート等も併せてご参照いただき、私たちの挑戦を見守っていただければ幸いです。本日はありがとうございました。
▲フィスコ 高井
ありがとうございました。続きまして山本さん、いかがでしたか。
●フィスコ 山本
森社長、本日は貴重な対談の機会をいただき、ありがとうございました。「AIネイティブ」というキーワードが非常に強く印象に残りました。現在、市場では「SaaS is Dead」といった悲観的な声も聞かれますが、今回のお話を伺い、御社はそれとは全く異なる次元で進化を続ける「次世代のAI企業」であると確信いたしました。
単なるツールの提供を超え、業務のあり方そのものをAIで再定義していく御社の活躍を、私自身も引き続き注視し、応援していきたいと考えております。本日はありがとうございました。
▲フィスコ 高井
これにて、本対談を終了といたします。皆様、本日はご視聴いただき誠にありがとうございました。
<MY>
ファーストアカウンティング<5588>
■ファーストアカウンティング 森様
非常にシンプルですが、唯一にして最大のリスクは「AI利用に対する国家的な規制」です。
弊社は、お客様に提供するプロダクトはもちろん、社内の開発体制や営業、カスタマーサクセスに至るまで、文字通り「AIを使いまくっている」会社です。エンジニアにはAIによるコーディングを必須としていますし、ビジネスサイドのメンバーにもAIの活用を徹底させています。
私たちは真の「AIネイティブ」な組織であり、もし「AIの使用を禁止する」といった極端な法的規制が敷かれたら、現在の業務は全く回らなくなります。AIを取り上げられたら、今のメンバーの倍以上の人員を確保しなければ現在のパフォーマンスを維持できないでしょう。私自身、AIを使わずにどうやって仕事をすればいいのか不安になるほど、AIは私たちの身体の一部になっています。そのため、日経新聞などでAI規制に関するニュースが出ると、非常に注視して読み込んでいます。
プロダクトも社内ツールも、全てをAIに全振りしているからこそ、先ほど申し上げたようなスピード感と高収益体制が実現できています。現状、イノベーションを阻害するような過度な規制の動きは見られませんが、このテクノロジーの恩恵を誰よりも享受している自覚があるからこそ、規制動向には常にアンテナを張っています。
●フィスコ 山本
営業から開発まで、文字通り全員がAIを使いこなす「AIネイティブ」な組織であるということが、今のエピソードで確信に変わりました。
■ファーストアカウンティング 森様
弊社のエンジニアの中には、ここ3ヶ月間、1行もソースコードを書いていない優秀なメンバーもいます。社内では「コーディングはもはやエンジニアの仕事ではない」という共通認識を持っています。
昔ながらの職人気質で「自分の手でコードを書きたい」という方は、弊社の環境には合わないかもしれません。AIの方が正確で速くコーディングできる以上、人間の役割は「お客様や営業のリクエストの本質を理解し、それをAIを使ってどうプロダクトに落とし込むか」という上流のコミュニケーションと設計にシフトすべきだからです。
●フィスコ 山本
徹底されていますね。一方で、これだけ生成AIが普及してくると、大手企業が「自社でAIを内製化しよう」という動きを強める可能性もあります。その際、御社のポジションはどうなるとお考えでしょうか。
■ファーストアカウンティング 森様
こちらの資料を使いながら、内製化が進む中での私たちの独自の立ち位置を説明させてください。
内製化という点については、もちろんAI、特に様々なツールが登場しているラージランゲージモデル(LLM)の活用を指しているかと思います。
しかし、先ほどの説明資料にもありました通り、LLMの「エンジン」だけでは経理業務を完結させることはできません。
また、新リース会計基準への対応に関しては、結局のところ「エコシステム」を構築できているかどうかが、業務が回るか否かの分かれ道となります。具体的には、契約書を読み取るシステムとの連携、出力先となる固定資産管理システムとの連携、さらには会計システムとも繋がっていなければなりません。そのため、エンジンだけを保有していても実務には対応できないのです。
さらに、判定の能力自体も、先ほどお示ししたように世の中の一般的なLLMでは解くことができないレベルの業務でございます。加えて、業務というのは前後の工程が繋がっているものです。そこをシームレスに繋ぎ合わせる必要がありますので、そういった意味では、内製化による競合については正直なところあまり心配はしておりません。
●フィスコ 山本
ありがとうございます。本日は多岐にわたるお話をありがとうございました。最後に、投資家の皆様が御社を評価する上で、最も注目すべきポイントについてメッセージをいただけますでしょうか。
■ファーストアカウンティング 森様
私自身も個人投資家として20年以上の経験がありますが、相場全体が軟調な時こそ、企業の真価を見極める絶好の機会だと考えています。
現在、SaaS銘柄は一律に厳しい評価を受ける場面もありますが、今後は「AIの進化に飲み込まれてしまう会社」と、弊社のように「AIネイティブ」の二極化が鮮明に進んでいくはずです。様々な銘柄がありますので、ぜひ厳しく見極めていただければ幸いです。
フィスコ様の情報などもご活用いただきながら、弊社の歩みにご注目いただけますと大変嬉しく思います。
■終わりの挨拶
▲フィスコ 高井
ありがとうございました。非常に聞き応えのある、熱量に溢れた対談でした。
それでは最後に、森社長、山本さんから視聴者の皆様へご挨拶をお願いいたします。まずは森社長、よろしくお願いいたします。
■ファーストアカウンティング 森様
本日は最後までご視聴いただき、誠にありがとうございました。 投資家の皆様にとって、現在はまさに銘柄の「選別」が問われる重要なタイミングかと思います。バフェット流の投資哲学をお持ちの方であれば、市場が冷静な時こそ真の価値を見出すチャンスです。ぜひフィスコ様の詳細なレポート等も併せてご参照いただき、私たちの挑戦を見守っていただければ幸いです。本日はありがとうございました。
▲フィスコ 高井
ありがとうございました。続きまして山本さん、いかがでしたか。
●フィスコ 山本
森社長、本日は貴重な対談の機会をいただき、ありがとうございました。「AIネイティブ」というキーワードが非常に強く印象に残りました。現在、市場では「SaaS is Dead」といった悲観的な声も聞かれますが、今回のお話を伺い、御社はそれとは全く異なる次元で進化を続ける「次世代のAI企業」であると確信いたしました。
単なるツールの提供を超え、業務のあり方そのものをAIで再定義していく御社の活躍を、私自身も引き続き注視し、応援していきたいと考えております。本日はありがとうございました。
▲フィスコ 高井
これにて、本対談を終了といたします。皆様、本日はご視聴いただき誠にありがとうございました。
<MY>


フィスコニュース
新着コラム/レポート




















