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GMOメディア Research Memo(6):美容医療関連が大きく伸長、ゲームプラットフォーム事業も順調に拡大

*11:06JST GMOメディア Research Memo(6):美容医療関連が大きく伸長、ゲームプラットフォーム事業も順調に拡大
■GMOメディア<6180>の業績動向

(1) メディア事業
メディア事業の売上高は前期比9.9%増の6,435百万円、営業利益は同23.0%増の814百万円と増収増益基調が続いた。売上高を形態別で見ると、広告取引関連(ポイントタウン、かんたんゲームボックス、コエテコ)はコエテコ関連の落ち込みにより前期比4.7%減の3,950百万円、課金取引関連(ゲソてん、キレイパス関連、くまポン)が同36.2%増の2,256百万円となった。また、その他の売上高も2024年末からNTTドコモ向けに提供を開始した「スゴ得コンテンツ※」関連が順調に成長したことにより同363.5%増の228百万円となった。

※ NTTドコモが提供するサービスで、150種類以上の多彩なアプリ(ゲーム、占い、ニュース等)やWebサービスが使い放題で、割引クーポンやdポイント付与などの特典も充実している。2026年3月よりサービス内容を拡充し、「dバリューパス」にリニューアルした。

主要サービス別の売上動向について見ると、ゲームプラットフォーム事業は広告収入が同11%増、課金収入が同8%増とそれぞれ順調に拡大した。提携サイト数の増加(広告:前期末比3件増の48媒体、課金:同2件増の21媒体)やゲームタイトル数の増加(広告:同86件増の410タイトル、課金:同18件増の114タイトル)が背景にある。ゲーム課金事業についてはPC経由が微増にとどまったものの、スマートフォン経由の課金収入が同25%増と2ケタ成長ペースが続いた。「ポイントタウン」は広告単価の低迷もあって横ばい水準にとどまり、「くまポン」は購入額の増加に伴い5%増と堅調に推移した。

業界特化型事業では、明暗が分かれる格好となった。美容医療関連については前期比90%増と大幅増となった。痩身系商材のオンライン処方に関するチケットの購入額が第2四半期から第3四半期にかけて特需的に伸長したことが一因だが、同要因を除いても50%増となった。サービス別では「キレイパス」が37%増(チケット購入件数で34%増)となったほか、経営支援管理ツールも200%増と急増とした。2025年5月に事業譲受した「MEDIBASE」の寄与もあるが、「キレイパスコネクト」だけで見ても100%増となった。ARPUは約5万円とほぼ横ばい水準だったが、導入件数が2倍弱に増加した。「キレイパス」との連携による集客施策がとれることや、機能的に予約受付からCRM(顧客管理)機能まで経営に必要な機能が一気通貫で揃っていることもあり、他社システムからのリプレイスが増加した。

一方、学び領域については20%減収と落ち込んだ。小学生向けプログラミングスクールポータルサイト「コエテコ」については横ばい水準だったが、これまでリスキリング需要を取り込み成長してきた社会人向けのポータルサイト「コエテコキャンパス」の広告収入が落ち込んだ。検索エンジンのアルゴリズム変更やゼロクリック検索の普及等が影響して、サイトのアクセス数が落ち込んだことによる。なお、新規連結したGMO趣味なびについては売上高で数千万円程度となり業績への影響は軽微であった。

また、売上総利益をポイント関連事業(ポイントタウン、くまポン、ブラウザゲームプラットフォーム)と業界特化型事業で分けると、ポイント関連事業が前期比8%増と堅調に推移し、業界特化型事業は美容医療関連がけん引し同37%増と大幅増益ペースが続いた。売上総利益に占める業界特化型事業の構成比は2022年2月期の約19%から2025年12月期は約36%にまで上昇し、金額ペースでは約3倍の規模に成長するなど持続的な成長フェーズに入ったと言える。一方のポイント関連事業についても構成比は低下したものの、金額ベースではゲームプラットフォーム事業がけん引し1.3倍弱と着実に成長している。

(2) ソリューション事業
ソリューション事業の売上高は前期比9.9%減の679百万円、営業利益は同13.7%減の86百万円と減収減益が続いた。「GMOリピータス」の売上高は提供メディア数の増加(同1件増の9媒体)により、同5%増と増収が続いたが、アフィリエイト広告仲介事業の2ケタ減ペースが続いたことで減収減益となった。アフィリエイト広告市場については、広告主の選択肢が増加し代理業を介さない直接出向が増加傾向となっていることもあり、市場全体が縮小傾向となるなど厳しい環境が続いている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)



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