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GMOコマース Research Memo(3):「データ×AI」による効果の高いマーケティングを柔軟に提供(1)

*12:33JST GMOコマース Research Memo(3):「データ×AI」による効果の高いマーケティングを柔軟に提供(1)
■事業概要

1. サービスの概要
GMOコマース<410A>は1.7万店を超える支援実績と10年にわたる運用ナレッジから蓄積された膨大なデータとAI技術を融合し、店舗ニーズに即した最適なソリューションを柔軟に提供することで、CXの向上と売上拡大を包括的に支援している。主要サービスは、集客の実行を担う「GMOマーケティングDX」及び「GMOマーケティングDX Instagramダイレクトメッセージ」とデータの統合・分析基盤である「GMOマーケティングコネクト」の3本柱で構成される。

(1) GMOマーケティングDX
実店舗を持つ事業者向けに、LINE、Instagram、アプリ、メールなどの主要な集客チャネルを統合し、導入から運用、データ分析までをワンストップで支援する店舗販促のDX基盤サービスである。以下の3つの特徴により、リピート集客の最大化を実現する。

(i) 一気通貫のサポート体制
アカウントの開設・審査代行の初期導入支援から、リッチメニューやバナーなどのクリエイティブ制作、メッセージ配信、友だち獲得施策まで、運用の全てを専門チームが伴走・支援する。その支援品質は、「LINEヤフー Partner Program」※1での2022年から連続上位認定※2や、2025年の「Best LINE公式アカウント Growth」受賞※3に見られるように、国内トップクラスの評価を得ている。

※1 LINEヤフー提供の法人向けサービスの運用から調査まで、各領域に特化したパートナーを認定する制度。
※2 Sales Partner」で2022~2023年「silver」、2024年「Premier(最上位)」を受賞、「Store Promotion Partner」で2022-2023年「Diamond(最上位)」2024年「Premier(最上位)」を受賞。
※3 Line公式アカウントを活用し、ビジネス拡大に最も貢献したパートナーに贈られる賞。

(ii) ナレッジの資産化と低い解約率
店舗単位のきめ細やかな支援と、継続利用によるナレッジ・データの資産化により、高い顧客満足度を実現しており、2025年1月~12月の平均解約率は1.7%と、低い水準に抑えることに成功している。

(iii) データ分析による施策改善
アンケート回答や顧客のリアクションデータ分析し、属性に合わせたセグメント配信によるOne to Oneマーケティングを展開する。友だち数、メッセージ開封率、クーポン使用率などの詳細なレポートに基づいた継続的な改善提案により、店舗のROI(投資対効果)の最大化を実現している。

(2) GMOマーケティングDX Instagramダイレクトメッセージ
Instagramでのマーケティングは普及するなか、LINEのような「プッシュ型の集客」をInstagram上で実現するために開発した実店舗向け販促ソリューションである。その特徴は以下の3点である。

(i) アカウント露出拡大と顧客獲得促進
コメントやメンションへの自動返信機能により、ユーザーとの親密度(アルゴリズム評価)を高めてアカウントの露出を拡大する。同時に、DM配信の承諾者を効率的に獲得する仕組みを提供し、フォロワーに対して直接メッセージを届けることで確実な来店を促す。

(ii) 効果測定とデータ活用
配信後は、開封率やクリック数などのデータを詳細に可視化し、施策の投資対効果を明確にする。蓄積されたデータは、LINEやアプリ、メールなどほかのチャネルとも連携可能な店舗独自の資産となり、クロスチャネルでの継続的な販促改善に寄与する。

(iii) 業務効率化
運用面では、LINE管理画面と同等の操作性で、Instagram DMの一斉配信や自動返信設定などを簡単に行うことが可能となっており、配信予約機能やテンプレート機能を活用することで、業務効率化を支援する仕組みとなっている。

(3) GMOマーケティングコネクト
「GMOマーケティングDX」と連携して蓄積されるデータを分析・活用することで、サービスの継続的な精度向上と顧客ロイヤリティの向上を実現する、同社の中核となる統合型デジタルマーケティングプラットフォームである。その特徴として、以下の3点を挙げることができる。

(i) 統合データプラットフォーム(CDP)
顧客自ら提供する「ゼロパーティデータ(アンケート等)」と、自社で取得する「ファーストパーティデータ(購買履歴等)」を統合し、顧客ニーズを正確に捉えた高度なパーソナライズマーケティングを可能にする。同時に独自のデータ循環モデルにより分析精度を継続的に高めていくことで、顧客との長期的な関係構築を支援する。

(ii) 最少のデータでCX向上マーケティングを最適化
AIが顧客の興味・関心や行動を解析し、購入可能性の高いユーザーを特定する。データが少ない小規模店舗でも、来店客の嗜好に合わせた「最適なタイミングと内容」でのメッセージ自動配信が可能となり、集客と売上の最大化を支援する。

(iii) マルチチャネル対応
複数の集客チャネルを横断して一貫したメッセージを展開する。どのチャネルから接触しても一貫したブランド体験を提供することで、顧客ロイヤリティを高め、店舗と顧客の長期的な信頼関係の構築に貢献する。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正)



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