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株式会社ヘッドウォータース:2025年12月期通期決算説明会文字起こし(6)

*20:06JST 株式会社ヘッドウォータース:2025年12月期通期決算説明会文字起こし(6)
ヘッドウォータース<4011>

一方で、この需要を確実に取り込もうとした結果、第1四半期におきましては赤字スタートとなり、投資家の皆様には大変なご心配をおかけしました。この場をお借りして深くお詫び申し上げます。 最終的に黒字で着地することは想定しておりましたが、次々と舞い込む難易度の高いAIエージェント案件に対応するためには、それに対応できる人材を先行して揃える必要がありました。機会損失を防ぐために体制構築を優先しましたが、第1四半期に関しては少々踏み込みすぎたというのが正直な反省点です。
この辺りの詳細について詳しくお話しいたします。

まず売上高については、前年同期比134.2%、達成率97.3%となりました。 昨年のこの場でお話しさせていただいた通り、2025年度のKPIとして「売上高」と「人材採用」を掲げてまいりました。 これは、AIエージェントの巨大な波を着実に捉えることができれば、予算通りにトップライン(売上高)が伸びるはずである、という考えに基づいたものです。 そして、その波を掴むための鍵となるのが「人材」です。2025年のみならず、2026年、2027年以降もこのマーケットでトップランナーとして走り続けるためには、今この段階で人材を確保し、市場を先に押さえておく必要があります。そのため、昨年度はトップラインと人材採用を最重要KPIとして設定いたしました。
結果として、売上高は過去最高を更新することができ、一定の成果を上げることができたと考えております。 また、AI区分の成長も極めて順調でした。これはAI領域に強い追い風が吹いていることに加え、当社がターゲットとしている年商1兆円以上の「ロイヤルクライアント」が着実に増えたことによるもので、戦略が有効に機能した結果だと言えます。一方で、いわゆるDX区分については、先ほども触れましたが、徐々にAI領域に吸収されるような流れもあり、大きな伸びには至っておりません。

続きまして、営業利益および経常利益についてご説明いたします。
これは、先ほど申し上げた通り、第1四半期に6,700万円の営業赤字を計上しております。ここが最終的な数字において、かなり足を引っ張る形になったと認識しております。
背景には、リソース確保と教育への大幅な先行投資があります。自社社員の教育はもちろんですが、それだけでは需要に追いつかないと判断し、パートナー企業のエンジニアの方々も当社のコスト負担で教育を行いました。それほどまでに人手が足りない状況だったのです。 AIエージェント関連の案件が押し寄せた際に、教育したパートナー様のリソースをフル活用して、この需要に確実に応えていこうと考え、動いてまいりました。これについては、うまく機能した面もあれば、やはりパートナー様であるがゆえに期待したほどの成長スピードが得られなかったという面もあり、成否が混在しております。
ただ、2026年以降のさらなる成長を見据えると、ここで踏み込んで投資をしたことは、長期的な視点でのヘッドウォータースの成長においては必ずしも誤りではなかったと考えております。しかし、上場企業として第1四半期の赤字という形で皆様にご心配をおかけした点については、深く反省しております。
また、経常利益に関しましては、デリバティブ評価損を計上しております。これについては対象企業の業績や株価に連動する性質のものであり、当社の事業活動とは直接的に連動しない要素による影響でございます。
そのため、デリバティブ評価損についてはその都度、四半期ごとにしっかりと開示・説明を行い、実態の業績とあわせてお話ししていくことで、皆様にご理解をいただきたいと考えております。

次に、人材採用についてです。こちらは純増で92名となり、当初目標の80名を上回って順調に推移いたしました。 加えて、昨年はログテック社にグループイン(吸収合併)していただいたことで57名の増加があり、採用・体制構築に関しては昨年夏以降、非常に強固な基盤を築くことができました。2026年度の成長は、この確保した人材がベースとなりますので、計画通り着実に進んでいると言えます。

また、先ほど申し上げた「ロイヤルクライアント(年商1兆円以上の企業)」も順調に伸びており、現在は48社となっております。 私たちがエンタープライズ向けのサービスを提供していく上で、年商1兆円を超える企業というのは数に限りがあります。将来的には、例えば売上高500億円規模を目指すフェーズにおいて、こうした優良なクライアント50社ほどと深くお付き合いし、1社あたり年間10億円程度の予算をいただいて、その企業のAI・DX戦略を中長期的に支えていく。こうした収益構造こそが最も安定性の高いモデルであると考えております。その意味では、今のタイミングでベースとなるエンタープライズ顧客をしっかりと獲得できていることは、大きな成果です。

こちらが主な取引先の一覧となりますが、星印がついているのがこの1年間で新たに増えたお客様です。ご覧の通り、特に金融セクターのお客様が非常に増えているのが特徴です。
あとはモビリティと製造ですね。この領域は、我々が元々重点項目として掲げていた分野です。
これらの業界はAI活用に対して非常に大きな予算を確保し、組織としてコミットしている業種でもあります。我々が戦略的に注力して営業をかけているという側面もありますが、業界自体のAI活用に対する熱量が極めて高いため、必然的に案件が増えているという状況です。結果として、こうした分野が堅調に伸びていると言えます。

株式会社ヘッドウォータース:2025年12月期通期決算説明会文字起こし(7)に続く



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