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エスプール Research Memo(6):有利子負債が減少し、財務体質はやや改善

*11:06JST エスプール Research Memo(6):有利子負債が減少し、財務体質はやや改善
■エスプール<2471>の業績動向

3. 財務状況と経営指標
2025年11月期末の財務状況は、資産合計が前期末比1,953百万円増加の41,667百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産で現金及び現金同等物が231百万円減少したほか、営業債権及びその他の債権が436百万円減少した。また、非流動資産では新規農園の開設及び既存農園の増設を主因として有形固定資産が1,483百万円、使用権資産が733百万円それぞれ増加した。

負債合計は前期末比1,576百万円増加の31,463百万円となった。有利子負債が390百万円減少した一方で、営業債務及びその他債務が1,244百万円増加したほか、新規農園の開設等による土地及び建物の賃貸によりリース負債(非流動)が903百万円増加した。資本合計は同378百万円増加の10,204百万円となった。配当金支出789百万円や自己株式取得274百万円があったが、親会社の所有者に帰属する当期利益1,444百万円の計上により利益剰余金が増加した。

経営指標については、経営の安全性を示す親会社所有者帰属持分比率が前期末の24.8%から24.5%と若干低下した。有利子負債比率は同94.1%から86.8%へ低下するなど、財務体質はやや改善した。ネットキャッシュ(現金及び現金同等物-有利子負債)についても前期比で159百万円改善し、5,278百万円のマイナスとなった。同社では今後も新規農園の開設を進める方針だが、設備投資額は営業活動によるキャッシュ・フローの範囲内で賄える水準となる見通しで、今後も堅調な収益成長が続けば財務体質の改善が進むものと弊社では見ている。

収益性については、営業利益率は前期の10.9%から9.3%、ROEは同22.9%から14.4%に低下した。障がい者雇用支援サービスは順調に拡大しているものの、人材ソリューション事業の低迷やその他事業における一過性費用の発生等が主因だ。2026年11月期以降は一過性費用がなくなることもあり、収益性も回復に転じるものと見込まれる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)



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