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戸田工業 Research Memo(6):事業ポートフォリオマネジメントの強化を推進(1)

*12:06JST 戸田工業 Research Memo(6):事業ポートフォリオマネジメントの強化を推進(1)
■戸田工業<4100>の中長期の成長戦略

● 中期経営計画と進捗状況
(1) 中期経営計画「Vision2026」
同社は、2030年度のありたい姿の実現に向け、事業ポートフォリオマネジメント強化を打ち出し、選択と集中の加速による事業成長を推し進めるべく中期経営計画「Vision2026」を策定している。当中計においては、KPIとして、営業利益率、ROE、自己資本比率、CO2排出量を掲げ、中計の最終年度である2027年3月期において、それぞれ5%、11%、29%、26,500tの達成に向けて活動している。

具体的には、各事業について収益性・成長性の面から位置付けを整理している。成長事業には磁石材料、誘電体材料を位置付け事業を拡大させる。次世代事業には軟磁性材料、環境関連材料を位置付けた。軟磁性材料は、海外の連結子会社とともに成長を図り、環境関連材料は、開発品の事業化を目指す。収益基盤事業には触媒材料を位置付け高付加価値を維持する。一方で、LIB用前駆体、着色顔料、トナー用材料などは再生・転換事業として位置付け、合理化を推進し、利益確保を目指す内容である。

これまでの進捗状況においては、再生・転換事業においてはペーパーレス、DX進展でトナー事業などがシュリンク、LIB関連ではEV普及の鈍化、LIBにおいて三元系リチウムイオン電池が高級車などの需要が中心となり、その他車種についてはリン酸鉄系が性能アップもあり構成比を高めるなど同社を取り巻く経済環境が大きく変化し、当初想定した以上の低迷を余儀なくされている。

一方で、選択と集中に基づく事業セグメントの見直しについては、2026年度3月期中間期までの実績を見てわかるように、構造改革が順調に進捗しており、着実な成果が上がっていると言える。前期、前々期の大幅な損失計上を経て、足元では黒字化も視野に入っており、財務上の懸念も後退している。今後は中期経営計画で掲げる成長事業を中心に、さらなる売上拡大や収益性強化が期待されよう。特に成長再回帰に向けては、生成AI関連向けの誘電体材料や軟磁性材料が市場ポテンシャルも高く、マーケットでも材料視されやすいため、今後の業績動向を注視していきたい。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 三浦 健太郎)



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