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リケンNPR Research Memo(6):2026年3月期は各利益上方修正。営業利益と経常利益は減益幅縮小を見込む

*10:36JST リケンNPR Research Memo(6):2026年3月期は各利益上方修正。営業利益と経常利益は減益幅縮小を見込む
■リケンNPR<6209>の今後の見通し

● 2026年3月期の業績見通し
2026年3月期の連結業績は2025年11月14日付で売上高を下方修正、各利益を上方修正し、売上高が前期比7.2%減の158,000百万円、営業利益が同19.5%減の9,500百万円、経常利益が同11.4%減の13,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.8%増の9,000百万円を見込んでいる。想定為替レートは1米ドル=140円、1ユーロ=155円(前期実績は1米ドル=151円、1ユーロ=164円)である。

2025年5月15日付の期初予想に対して、売上高を4,000百万円下方修正したが、営業利益を1,000百万円、経常利益を1,600百万円、親会社株主に帰属する当期純利益を1,700百万円、それぞれ上方修正した。営業利益と経常利益は、当初計画比前期実績に対する減益幅が縮小する見込み、親会社株主に帰属する当期純利益は小幅ながら増益予想とした。中間期の事業環境としては顧客の生産台数が減少したものの、米国関税政策の影響など事業環境悪化要因が想定ほど大きくなかったことに加え、内部要因として経営統合によるシナジー創出、価格適正化効果やコストダウン効果、熱エンジニアリング事業拡大などが順調だったことを考慮し通期の利益予想を上方修正した。

修正後の通期予想に対する中間期の進捗率は売上高が50.7%、営業利益が66.4%、経常利益が64.9%、親会社株主に帰属する当期純利益が77.2%と、利益の進捗率は高水準である。下期をやや保守的に想定しているが、これは下期の事業環境について引き続き米国関税政策の影響などの不透明感を考慮しているほか、2026年4月に予定しているグループ組織再編に向けた費用なども考慮している。さらに下期の為替は同社想定よりも円安水準で推移しており、これらの点を勘案すれば修正予想に上振れ余地があるだろうと弊社では見ている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田 雅展)



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