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アール・エス・シー Research Memo(4):AI・警備ソリューションで資本業務提携

*13:34JST アール・エス・シー Research Memo(4):AI・警備ソリューションで資本業務提携
■SBRとの戦略的パートナーシップの締結

1. 業務提携の概要
アール・エス・シー<4664>は2025年11月14日にSBRとのAI警備ソリューションの共同推進を目的とする資本業務提携を公表した。この業務提携を通じて、SBRは同社の普通株式180,000株(持ち株比率5.89%)を取得※し、第3位の株主となった。今後、両社はSBRが持つ最先端のAI・ロボットなどの技術力とRSCの特徴であるホスピタリティを持った警備力を組み合わせた次世代警備ソリューションを共同で展開し、日本の人手不足問題を抜本的に解決すると同時に、社会インフラのさらなる安全性を目指す。

※ 第三者割当による新株式発行方式。発行価格は1株653円、調達資金は約117百万円となる。

2. 業務提携の内容
(1) AI・ロボットによる業務効率の飛躍的な向上
同社は、SBRから先進的な「SBX AI警備」※及び「清掃ロボット」を調達し、受注提案する新たな施設及び契約中の既存ビルや施設に本格導入することにより、従来人手に依存していた警備・清掃業務を自動化し、業務効率の飛躍的な向上とサービス品質の均一化・高水準化を目指す。

※ 自己学習型AIが監視カメラのデータを自動学習し、AI警備員としてインシデントの兆候を検知する。

(2) 共同出資会社によるAI遠隔警備サービスの提供
同社とSBRは共同出資会社を設立し、施設の監視カメラを遠隔で監視し、問題が発生した際に警備員が駆けつけるAI遠隔警備サービスを提供する。遠隔での監視カメラモニタリングに「SBX警備AI」を活用することでインシデント予兆の100%早期発見を少人数で可能にする。

(3) 次世代警備サービスの共創
警備事業におけるDX化は未知数の段階にあるが、あらゆる可能性を検討するためにもSBRが提供する技術・データを活用して実証実験を繰り返すことにより、新たなビジネスモデルを構築し、業界のスタンダードの確立を目指す。

3. 調達資金の使途
今回の資本業務提携より調達する資金(約117百万円)については、SBRが提供するAI警備ソリューション「SBX AI警備」や清掃ロボット「Whiz」に充当する予定である。

4. 弊社による注目点
警備DXの本格的な実用化に向けては、人とAIの高次元の融合がカギを握ることは明らかであり、その点からも同社とSBRの提携はまさに最適な組み合わせと言えよう。SBRは既に海外においてAI・ロボットを活用した施設管理で実績を上げているが、「サンシャインシティ」や三菱地所<8802>を主要株主とし、都心エリアにおける大型複合施設警備で実績を有する同社との提携はSBRにとっても大きなメリットがある。今後は、SBRが持つAI・ロボット技術を、同社がいかに警備・清掃業務に導入し、日本の警備(清掃)業務に合わせた新たなソリューションを共創していくのかがポイントになる。日本の施設管理業界は人手不足が足かせとなる一方で、導入する施設側においてもDX化は取り組むべき課題であり、この業務提携によるポテンシャルの大きさに疑う余地はない。

これまで実証実験的に取り組んできたセキュリティロボット「cocobo(ココボ)」(セコムとの協業)やAI警備システム(アジラとの提携)も継続する意向であり、今回の業務提携によりAI・ロボット警備に向けた動きに拍車がかかる可能性がある。具体的な事業計画の公表はこれからであるが、同社における今後の注目点は、1) 新規獲得や既存先との取引継続における競争力や、2) ブランディング効果を生かした人材獲得、3) 同社が取り組むエリア管理体制の強化、などにいかに結び付けていくかにある。

また、この業務提携に伴う警備ソリューションの中身や収益構造の変化も重要なポイントである。安全性(AI・ロボット活用による検知能力向上等)や効率性(人手不足の解消を含む)、付加価値の向上(リソースの最適配分)などの面でどのような進化をもたらし、その結果、サービス単価やコスト構造にどのような影響を及ぼすのかについても、今後の成長性や収益性を測るうえで重要な判断材料となろう。本格的な業績寄与にはある程度時間を要することが想定されるが、まずは具体的な実績がどういう形で出てくるのか、どういった時間軸で何をKPIとして見ていけば良いのかなどに注意しながら動向を見守りたい。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)



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