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和田興産 Research Memo(4):2026年2月期中間期業績は利益ベースで期初計画を10%超上回る

*11:04JST 和田興産 Research Memo(4):2026年2月期中間期業績は利益ベースで期初計画を10%超上回る
■和田興産<8931>の業績動向

1. 2026年2月期中間期の業績概要
2026年2月期中間期の業績は、売上高で前年同期比10.1%増の22,182百万円、営業利益で同26.8%増の2,758百万円、経常利益で同26.4%増の2,305百万円、中間純利益で同32.6%増の1,647百万円となった。戸建て住宅販売やその他不動産販売が減収減益となったものの、主力の分譲マンション販売が大幅増収増益となり、収益のけん引役となった。

期初計画比では、分譲マンション販売や戸建て住宅販売の売上がやや未達となったことで、全体では計画を3.6%下回った。一方、利益面では分譲マンション販売とその他不動産販売の上振れにより、全体で計画を10%超上回った。分譲マンション販売では、想定よりも販売が順調に進んだことで採算性が向上したほか、1物件の発売時期が下期以降に変更になったことで当該物件にかかる広告宣伝費が期ズレしたことも増益要因となった。その他不動産販売では、販売用収益物件の売却価格が想定を上回ったことが上振れ要因となった。

販管費は前年同期比131百万円減少したが、主には広告宣伝費(同92百万円減の487百万円)と租税公課(同117百万円減の341百万円)の減少による。租税公課の減少は用地取得が少なかったことによる。一方で、ガイドルーム費(ギャラリー費用)は同64百万円増の305百万円となった。新規拠点※の開設費用や既存拠点の除却損を計上したことが増加要因となった。また、支払利息の増加を主因として営業外収支が同101百万円悪化したほか、特別利益として固定資産売却益61百万円を計上した。

※ 2025年12月に兵庫県加古川市に開設予定。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)



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