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SFP Research Memo(4):「鳥良商店」の全面リニューアルで収益構造転換を図る。加えて、物流全体の見直しも

*11:04JST SFP Research Memo(4):「鳥良商店」の全面リニューアルで収益構造転換を図る。加えて、物流全体の見直しも
■SFPホールディングス<3198>の主な活動実績

1. 新規出店の実績及び計画
2026年2月期中間期は、4店舗の新規出店を行った。その内訳は、「磯丸水産食堂 ららぽーと安城店」(FC、愛知)、「和牛焼肉信州そだち」(運営受託、長野)、「磯丸水産 天王寺北口店」(大阪)、「鉄板ホルモン五の五 十三店」(大阪)と首都圏以外のエリアで占められている。また、第3四半期以降は11店舗が既に決定しており、通期では15店舗の新規出店となる見通しである。インバウンドの広がりを含め、駅前一等立地等で出店余地が大きい地方へ「磯丸水産」を軸に展開したうえで、そのエリアへ投資効率が高く、棲み分け可能な「五の五」でさらに攻勢をかける構図は、今後の方向性を示す動きとして捉えることができる。

2. 「鳥良商店」の全面リニューアル
2024年11月より着手した「鳥良商店」の全面リニューアルについては、2026年2月期中に27店舗(全店)に拡大する計画を進めている。大衆感演出による来店客数増に狙いがあり、注力する大衆酒場業態での成功が背景にあると考えられる。生ビール、ハイボールの低価格化やこれまでなかった焼き鳥メニューの投入などにより大衆感を演出するとともに、メニューの絞り込みを通じてオペレーションの簡略化を図り、収益構造の転換を目指す。

3. クリエイト・レストランツグループとの連携
2025年6月には、親会社であるクリエイト・レストランツ・ホールディングスとの合弁により(株)Fast Works(店舗設計施工管理子会社)を設立した。資材・人件費高騰、施工費上昇など収益環境が厳しくなるなかで、店舗開発におけるノウハウの共有や価格交渉一元化、メンテナンスの効率化などに狙いがある。また、グループ購買機能の集約を目的として2021年9月に設立した合弁会社(株)CMDについても、全国に8ヶ所あった物流拠点を関西(2022年9月~)及び関東(2025年3月~)の基幹ディストリビューションセンター(DC)へ順次集約した。共同購買に加えて、物流全体の見直しにより原価率上昇を抑制するところに狙いがある。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)



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