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ネクスグループ---3Qは大幅な増収、IoT関連事業を除く各部門が大幅増収に
2025/10/16 14:42
*14:42JST ネクスグループ---3Qは大幅な増収、IoT関連事業を除く各部門が大幅増収に
ネクスグループ<6634>は14日、2025年11月期第3四半期(24年12月-25年8月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比130.0%増の24.02億円、営業損失が0.98億円(前年同期は2.64億円の損失)、経常損失が1.16億円(同2.64億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が10.48億円(同2.71億円の損失)となった。
メタバース・デジタルコンテンツ事業の売上高は4.42億円(対前期比198.3%増)、営業利益は0.01億円(対前期比91.9%減)となった。実業之日本デジタルは、電子書店・電子取次を主要な取引先として、幅広いジャンルの書籍・コミックを提供している。コミックでは、人気カテゴリーである「異世界転生」や「令嬢もの」の一部作品が各電子書店の販売ランキングにランクインするなど、安定した売上を確保している。また、書籍では、ロングセラータイトルである『ファンダメンタルズ×テクニカル マーケティング』(2022年刊行)が、「実務者が選ぶマーケティング本大賞2025」において準大賞を受賞した。受賞を契機に再評価が進み、今後も継続的な販売拡大が見込まれている。引き続き市場動向を踏まえたジャンル戦略の強化、既存資産の価値最大化、並びに販促施策を通じた読者基盤の拡大を推進し、持続的な成長を実現する。スケブでは、提供するサービス『Skeb』の総登録者数が371万人(2025年8月31日時点)を突破した。
IoT関連事業の売上高は2.78億円(対前期比39.1%減)、営業利益は0.62億円(対前期比201.0%増)とった。ネクスは、これまで培ってきた自動車テレマティクスをはじめとする様々な分野に向けたIoT技術をベースに「IoT×ブロックチェーン技術」、「IoT×AI技術」など、「IoT×新技術」を活用した新たなサービスの提供を目指している。
ソリューション事業の売上高は13.04億円(対前期比300.9%増)、営業利益は0.45億円(対前期比117.1%増)となった。ケーエスピーは、外食チェーン店や介護施設等における、物流を含めた食材、副資材、消耗品等のトータルサプライヤー業を柱として、その他にもコスメティックショップ等の物販チェーン店舗における、各種パッケージやSPツールの企画、制作を行っている。取引社数と商品販売数の二軸を継続的に増やし続けていくストック型の販売モデルのため、急激な売上・利益の拡大等は見込めないが、確実に安定した売り上げと利益の積み上げを特長としている。当第3四半期連結会計期間も、前期に引き続き、新規販売先及び新規取り扱い商品が順調に増えている。ネクスソフトは、システムエンジニアリングサービス事業(SES事業)として、ニーズの高いオープン系を中心とした顧客システム開発の支援やエンジニア派遣を行っている。また、受託開発事業は、新規システム開発のほか、開発後の運用保守対応や既存顧客からのシステム改修にも対応している。
暗号資産・ブロックチェーン事業の売上高は3.11億円(前期は売上高0百万円)、営業利益は0.25億円(前期は営業損失0.90億円)となった。Zaifは、暗号資産交換業者として顧客へ暗号資産の売買に係るサービスを提供している。現在は預り残高を活用した安定収益源の創出、コスト最適化、新規暗号資産の上場の3つの施策を中心に事業を推進している。チューリンガムは、専門性の高いトークノミクス設計及びブロックチェーン開発の役割を担い、ブロックチェーンゲームにおけるトークン経済圏の構築を行っている。2025年4月に開催された「NexTechWeek2025 第6回ブロックチェーンEXPO 春」への出展においては、イベントとしては期間累計27,000人を超える来場者数があった中、ブースにおいてはWeb3ビジネスの無料コンサルティングを行い、様々な業界におけるWeb3ビジネスの展開事例を提案するなど、来場からも大変好評を得た。
2025年11月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比57.2%増の33.49億円、営業利益は0.29億円、経常利益は0.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益は0.16億円とする期初計画を据え置いている。
<AK>
ネクスグループ<6634>は14日、2025年11月期第3四半期(24年12月-25年8月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比130.0%増の24.02億円、営業損失が0.98億円(前年同期は2.64億円の損失)、経常損失が1.16億円(同2.64億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が10.48億円(同2.71億円の損失)となった。
メタバース・デジタルコンテンツ事業の売上高は4.42億円(対前期比198.3%増)、営業利益は0.01億円(対前期比91.9%減)となった。実業之日本デジタルは、電子書店・電子取次を主要な取引先として、幅広いジャンルの書籍・コミックを提供している。コミックでは、人気カテゴリーである「異世界転生」や「令嬢もの」の一部作品が各電子書店の販売ランキングにランクインするなど、安定した売上を確保している。また、書籍では、ロングセラータイトルである『ファンダメンタルズ×テクニカル マーケティング』(2022年刊行)が、「実務者が選ぶマーケティング本大賞2025」において準大賞を受賞した。受賞を契機に再評価が進み、今後も継続的な販売拡大が見込まれている。引き続き市場動向を踏まえたジャンル戦略の強化、既存資産の価値最大化、並びに販促施策を通じた読者基盤の拡大を推進し、持続的な成長を実現する。スケブでは、提供するサービス『Skeb』の総登録者数が371万人(2025年8月31日時点)を突破した。
IoT関連事業の売上高は2.78億円(対前期比39.1%減)、営業利益は0.62億円(対前期比201.0%増)とった。ネクスは、これまで培ってきた自動車テレマティクスをはじめとする様々な分野に向けたIoT技術をベースに「IoT×ブロックチェーン技術」、「IoT×AI技術」など、「IoT×新技術」を活用した新たなサービスの提供を目指している。
ソリューション事業の売上高は13.04億円(対前期比300.9%増)、営業利益は0.45億円(対前期比117.1%増)となった。ケーエスピーは、外食チェーン店や介護施設等における、物流を含めた食材、副資材、消耗品等のトータルサプライヤー業を柱として、その他にもコスメティックショップ等の物販チェーン店舗における、各種パッケージやSPツールの企画、制作を行っている。取引社数と商品販売数の二軸を継続的に増やし続けていくストック型の販売モデルのため、急激な売上・利益の拡大等は見込めないが、確実に安定した売り上げと利益の積み上げを特長としている。当第3四半期連結会計期間も、前期に引き続き、新規販売先及び新規取り扱い商品が順調に増えている。ネクスソフトは、システムエンジニアリングサービス事業(SES事業)として、ニーズの高いオープン系を中心とした顧客システム開発の支援やエンジニア派遣を行っている。また、受託開発事業は、新規システム開発のほか、開発後の運用保守対応や既存顧客からのシステム改修にも対応している。
暗号資産・ブロックチェーン事業の売上高は3.11億円(前期は売上高0百万円)、営業利益は0.25億円(前期は営業損失0.90億円)となった。Zaifは、暗号資産交換業者として顧客へ暗号資産の売買に係るサービスを提供している。現在は預り残高を活用した安定収益源の創出、コスト最適化、新規暗号資産の上場の3つの施策を中心に事業を推進している。チューリンガムは、専門性の高いトークノミクス設計及びブロックチェーン開発の役割を担い、ブロックチェーンゲームにおけるトークン経済圏の構築を行っている。2025年4月に開催された「NexTechWeek2025 第6回ブロックチェーンEXPO 春」への出展においては、イベントとしては期間累計27,000人を超える来場者数があった中、ブースにおいてはWeb3ビジネスの無料コンサルティングを行い、様々な業界におけるWeb3ビジネスの展開事例を提案するなど、来場からも大変好評を得た。
2025年11月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比57.2%増の33.49億円、営業利益は0.29億円、経常利益は0.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益は0.16億円とする期初計画を据え置いている。
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