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株式会社アルトナー×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(8)

*11:28JST 株式会社アルトナー×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(8)
アルトナー<2163>

次が最後の質問になります。いわゆる「トランプ関税」の引き上げによる悪影響についてですが、足元でどの程度影響が出ているのでしょうか。

■アルトナー 関口様

はい。トランプ関税の影響は、当社の取引先企業の業績に及ぶ形で現れると考えています。当社の主要取引先はホンダグループですが、ホンダ様については他の自動車完成車メーカーと比較しても、関税の影響を受けにくい体制にあると言われています。

これは、現地生産比率が高いためです。

●DAIBOUCHOU
なるほど。アメリカでの現地生産が中心ということですね。

■アルトナー 関口様
はい。その通りです。実際には、関税の影響を強く受けている自動車メーカーも存在します。ただ、ホンダ様の場合は、影響がゼロではないものの、これまでの為替レート、特に円高・円安の変動幅の中で十分に吸収可能な水準だと伺っております。

●DAIBOUCHOU
なるほど。確かに関税の影響で生産量や輸出量が減少する可能性はありますが、CO2削減などの社会的テーマは継続的な要請として存在しています。自動車メーカーも資金不足というわけではありませんから、研究開発費は将来への投資として不可欠であり、この流れは続いていくと理解しています。

■アルトナー 関口様
はい。その通りです。トランプ関税発表以降も、自動車メーカー各社、特に当社の主要顧客であるホンダ様については、増額はあっても、研究開発費を削減する動きは見られず、むしろ増額されています。ご指摘のように社会的テーマが多く存在するなかで、研究開発費を削減すれば国際競争力を失うことにつながります。そのため、研究開発費は維持されているのが現状です。

●DAIBOUCHOU
そうですね。日本にとって自動車産業は雇用や経済を大きく支えている分野です。ここが揺らぐと日本経済全体にとっても厳しい状況になりますので、ぜひ日本の自動車メーカーには競争に負けないよう頑張っていただきたいと思います。
研究開発費が維持される限り、それに比例してエンジニア派遣や請負の需要も堅調に推移していくという理解です。

■アルトナー 関口様
そうですね。現時点でもその需要が減少する兆しは一切見られておりません。

●DAIBOUCHOU
なるほど。加えて、主要顧客のホンダ様はアメリカでの現地生産比率が高いため、関税の影響を受けにくいという点もプラス要因ですね。わかりました。ありがとうございます。今後の御社の成長に注目させていただきます。

■アルトナー 関口様
ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。


■終わりのあいさつ

▲フィスコ 高井
関口様、DAIBOUCHOU様、本日はありがとうございました。
最後に、関口様とDAIBOUCHOU様からご挨拶をいただきたいと思います。
それでは、まず関口様、お願いいたします。

■アルトナー 関口様
当社は7月末に第2四半期決算を発表しましたが、対前年比・対計画比のいずれにおいても増収・増益を達成し、順調に業績を進めることができました。
また、第3四半期以降についても大きなリスクは顕在化しておらず、下期も引き続き堅調に推移する見込みです。その結果、12期連続の増収・増益に向けて着実に前進している状況です。引き続き、アルトナーに大いなるご期待を寄せていただければ幸いです。本日は誠にありがとうございました。

▲フィスコ 高井
ありがとうございます。
DAIBOUCHOU様、本日の対談はいかがでしたでしょうか。

●DAIBOUCHOU
本日の対談を通じて、メーカー各社の人事戦略の中で、派遣や請負の必要性が非常に高まっていることがよく分かりました。また、自動車や半導体分野では研究開発費が不可欠であり、これを怠れば国際競争で取り残されてしまうという危機感のもと、各メーカーは予算を積極的に増やしている状況にあると思います。
そうした流れの中で、アルトナーさんの事業機会は拡大していくと考えています。特に自動車分野ではCASEやSDVといったコネクテッド領域で、ソフトとハードの両方の技術力が求められており、これが大きな追い風となっています。その結果、請負受託の比率が高まり、収益性の向上につながる点は非常に魅力的だと感じました。

▲フィスコ 高井
ありがとうございました。
これにて対談は終了とさせていただきます。
皆様、ご視聴いただき誠にありがとうございました。




<KM>



 
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