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スカラ Research Memo(6):2026年6月期業績は人材事業、TCG事業が伸長し実質2ケタ増益見通し
2025/10/02 16:46
*16:46JST スカラ Research Memo(6):2026年6月期業績は人材事業、TCG事業が伸長し実質2ケタ増益見通し
■スカラ<4845>の今後の見通し
1. 2026年6月期の業績見通し
2026年6月期の連結業績(IFRS基準)は、売上収益で前期比7.6%増の8,800百万円、営業利益で同16.2%減の630百万円、税引前利益で同18.6%減の590百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益で同58.2%減の410百万円を計画している。売上収益はDX事業・人材事業・TCG事業の伸長により、増収に転じる見通し。また、段階利益が減益見込みとなっているのは、前期に一過性の利益や繰延税金資産を計上したことが要因※である。これらの影響を除いたNon-GAAP指標との比較では、営業利益で同12.3%増、税引前利益で同10.5%増、親会社の所有者に帰属する当期利益で同10.8%増と実質的には2ケタ増益となる見通しだ。同社は、業績計画について前期に引き続き保守的に策定したもようで、計画に織り込んでいない受注見込み案件も抱えていることから、計画の超過達成を目指している。
※ 前期は、営業利益段階でDX事業における事業整理に伴う189百万円の収益を計上したほか、繰延税金資産の計上により法人税等調整額350百万円(益)及び非継続事業からの当期利益61百万円を計上した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<KM>
■スカラ<4845>の今後の見通し
1. 2026年6月期の業績見通し
2026年6月期の連結業績(IFRS基準)は、売上収益で前期比7.6%増の8,800百万円、営業利益で同16.2%減の630百万円、税引前利益で同18.6%減の590百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益で同58.2%減の410百万円を計画している。売上収益はDX事業・人材事業・TCG事業の伸長により、増収に転じる見通し。また、段階利益が減益見込みとなっているのは、前期に一過性の利益や繰延税金資産を計上したことが要因※である。これらの影響を除いたNon-GAAP指標との比較では、営業利益で同12.3%増、税引前利益で同10.5%増、親会社の所有者に帰属する当期利益で同10.8%増と実質的には2ケタ増益となる見通しだ。同社は、業績計画について前期に引き続き保守的に策定したもようで、計画に織り込んでいない受注見込み案件も抱えていることから、計画の超過達成を目指している。
※ 前期は、営業利益段階でDX事業における事業整理に伴う189百万円の収益を計上したほか、繰延税金資産の計上により法人税等調整額350百万円(益)及び非継続事業からの当期利益61百万円を計上した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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