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網屋 Research Memo(2):安全・安心な情報通信基盤の実現をミッションとするサイバーセキュリティカンパニー

*11:02JST 網屋 Research Memo(2):安全・安心な情報通信基盤の実現をミッションとするサイバーセキュリティカンパニー
■網屋<4258>の会社概要

国産メーカーとしてログ管理製品「ALogシリーズ」を開発・販売するほか、通信インフラのクラウドサービス「Network All Cloud」を提供している。「SECURE THE SUCCESS.−自動化で、誰もが安全を享受できる社会へ−」というビジョンを掲げ、「安全・安心な情報通信基盤」の実現をミッションとし、企業のDX促進を支援する。

社名の「網」は、同社がインターネットのインフラを構築してきたことに由来する。創業当時はオフィスなど限られたエリアで接続されるネットワークであるLANを、広域ネットワークであるWANにつなぐ事業を展開していた。その後、内部不正対策やサイバー攻撃対策などサイバーセキュリティ市場の需要増を背景に、サイバーセキュリティカンパニーとして舵を切り、着実な事業拡大を続けている。自社でサイバーセキュリティ製品を開発できる技術力が強みである。



■事業概要

「ALogシリーズ」のサブスクリプション化により、収益の安定とLTVの向上に期待

1. 事業内容
同社の事業は、情報の安全を守る「データセキュリティ事業」と通信の安全を守る「ネットワークセキュリティ事業」の2つで構成される。2025年12月期中間期の事業別売上構成比はデータセキュリティ事業が40.8%、ネットワークセキュリティ事業が59.2%となった。セグメント利益構成比はデータセキュリティ事業が49.5%、ネットワークセキュリティ事業が50.5%と、両事業がほぼ同等の利益を創出した。

同社では事業別にARR※を重要なKPIに設定している。継続購入や月額・年額制のサブスクリプションサービスによる1年間の売上高もARRに含まれることから、特にSaaSビジネスで重要な指標とされている。2025年12月期中間期は、データセキュリティ事業で1,511百万円(前年同期比57.7%増)、ネットワークセキュリティ事業で1,821百万円(同20.7%増)と右肩上がりで成長している。データセキュリティ事業の主力製品である「ALogシリーズ」がサブスクリプション化したことで、収益体質のより一層の安定とLTVの向上が期待される。

※ ARRとは毎年得られる売上のことで、「年間経常利益」や「年間定期収益」とも呼ばれる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 茂木 稜司)



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2025/09/16 15:30 現在

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