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横浜冷凍---3Q増収・純利益2ケタ増、冷蔵倉庫事業は過去最高益を更新

*14:27JST 横浜冷凍---3Q増収・純利益2ケタ増、冷蔵倉庫事業は過去最高益を更新
横浜冷凍<2874>は13日、2025年9月期第3四半期(24年10月-25年6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比4.5%増の952.66億円、営業利益が同8.3%減の37.09億円、経常利益が同13.1%増の32.78億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同37.4%増の22.89億円となった。

冷蔵倉庫事業の売上高は前年同期比7.4%増の278.09億円、営業利益は同0.4%増の58.40億円となった。第3四半期累計期間としては冷蔵倉庫事業の過去最高益を更新した。当期は3つの新設物流センター立ち上げ時の一時経費や減価償却費の増加等、利益を下押しする要因があった。しかし入庫量、出庫量、在庫量すべてにおいて前期を上回り、また、人件費や動力費などの高騰要因に伴う価格交渉も進み、増収に寄与した。連結子会社のタイヨコレイにおいては、入庫量、出庫量ともに増加したが、主力取扱品である畜産品、乳製品の取扱量および在庫量が減少し、増収減益となった。

食品販売事業の売上高は同3.4%増の674.33億円、営業利益は同27.4%減の8.65億円となった。売上高、売上総利益とも、前期実績を上回ったが、運賃、保管料等のコスト増を吸収しきれず増収ながら減益となった。水産品は、サバ、タコ、イワシの他、引続き西日本での前浜の餌料用イワシ・サバ等が豊漁で増収増益となった。一方、東日本においては、サンマが想定よりも需要が伸びずに在庫過多となり、次シーズンにむけての在庫調整により減益、また、マグロは一定の水揚げがあったものの米国関税の影響で輸出数量が減少し減収減益となった。畜産品は、組織効率化でチキンの利益率が向上し、大幅な増益となり、ポークはインバウンド需要の取込みで前年並みの売上、利益を維持した。農産品は主力のイモ類が天候不順により取扱いが減少したが、その他商材の取扱いでカバーし、前年並みの売上、利益を確保した。

2025年9月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比3.9%増の1,270.00億円、営業利益が同8.6%減の42.50億円、経常利益が同13.7%減の41.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同28.8%減の28.00億円とする期初計画を据え置いている。



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2025/10/09 15:30 現在

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