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巴川コーポレーション---1Q増収・営業利益増益、半導体・ディスプレイ関連事業が順調に推移

*10:00JST 巴川コーポレーション---1Q増収・営業利益増益、半導体・ディスプレイ関連事業が順調に推移
巴川コーポレーション<3878>は8日、2026年3月期第1四半期(25年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比0.4%増の85.26億円、営業利益が同8.4%増の3.69億円、経常利益が同13.9%減の4.55億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同12.1%減の3.03億円となった。

主要4セグメントの概要について、トナー事業の売上高は前年同期比8.6%減の29.36億円、セグメント(営業)利益は同42.8%減の2.23億円となった。市況悪化によるモノクロ製品の受注減少や円高による海外関連売上高の目減りなどにより減収となった。利益面では、市場環境の想定以上の悪化に加え生産調整を行ったことにより減益となった。

半導体・ディスプレイ関連事業の売上高は同9.2%増の18.12億円、セグメント(営業)利益は同244.5%増の3.22億円となった。半導体実装用テープが価格改定前の一時的需要増により増加したことなどにより増収となった。利益面では、新製品の立ち上げに伴うコストを計画通り投入したものの、利益率の高い製品の売上増加により前年を大きく上回る利益となった。

機能性シート事業の売上高は同8.2%増の28.26億円、セグメント(営業)損失は0.11億円(前年同期は0.45億円の損失)となった。機能性不織布の中の機能性粉体担持シートが大きく売上を伸ばしたほか、紙加工における価格改定効果に加え、重包装用紙袋が堅調に推移したことなどにより前年同期比で増収となった。利益面では、原材料価格上昇によるコスト増加はあったものの、コスト上昇分の製品価格への反映に加え、機能性不織布の増収などにより、前年同期に比べ赤字幅を縮小しており、通期での黒字定着を目指している。

セキュリティメディア事業の売上高は同7.0%減の8.74億円、セグメント(営業)利益は同43.4%減の0.26億円となった。コンビカードやETCカードの販売は好調だったものの、通帳類やその他有価証券等が減少したことにより、減収となった。利益面では、減収影響が大きく、減益となった。

2026年3月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比4.6%増の360.00億円、営業利益は同9.2%増の14.00億円、経常利益は同1.1%減の15.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同0.1%増の7.50億円とする期初計画を据え置いている。



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2025/10/02 15:30 現在

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