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リアルゲイト Research Memo(6):2025年9月期通期の営業利益予想1,000百万円に向け順調

*14:06JST リアルゲイト Research Memo(6):2025年9月期通期の営業利益予想1,000百万円に向け順調
■リアルゲイト<5532>の今後の見通し

2025年9月期通期の業績予想は期初予想を据え置き、売上高で前期比19.5%増の9,500百万円、営業利益で同30.4%増の1,000百万円、経常利益で同31.0%増の825百万円、当期純利益で同49.9%増の570百万円と高い利益成長が続く見込みである。

成長戦略では、物件の高稼働によるストック型収入を着実に増やしながら、積極的な自社保有物件並びに大型ML物件の新規獲得を進めることで、業績拡大及び収益性向上を目指す。売上高の内訳としては、ストック型売上高5,904百万円(前期比7.0%増)、フロー型売上高3,595百万円(同48.1%増)となりフロー型の伸びが著しい。ストック型では、既存物件の高稼働率を背景に賃料適正化を進め、収益性を向上させる計画である。ストック型売上高の(通期予想に対する)上期進捗率は50.7%と順調である。下期には「NEUK shirokanetakanawa(港区、ML)」「ANYZ(港区、PM)」「(仮称)代々木4丁目再生PJ(渋谷区、保有)」などが開業予定である。フロー型では、上期に予定の売却が完了し、下期は売却の予定はない。フロー型売上高の同進捗率は94.3%と順調である。2026年9月期以降の成長のポイントとなる物件の仕入は上期に順調に進んでおり(3件獲得済)、下期も獲得物件が追加される見込みである。

営業利益に関しては、中期経営計画の利益成長目標に従い30%以上の成長を目指す。売上高営業利益率では10.5%(前期は9.6%)に達する予想である。新規開業する物件のリーシングを進め早期に黒字化させることや、既存物件の賃料適正化の取り組みの成否が収益性向上のカギとなる。営業利益の同進捗率は78.3%と順調である。

弊社では、上期の進捗率が高いこと、ストック型事業のみで通期の売上高・営業利益予想の達成が可能であること、リーシングに注力する物件はいずれも同社が得意とする渋谷区・港区エリアであり早期のリースアップ・高稼働の維持が期待できることなどから業績予想の達成可能性はさらに高まったと考えている。建築費上昇により、新築計画を断念したビルオーナーからの相談が増加し、これに伴い、築古物件再生の需要がさらに高まっていることから、2026年9月期以降の“30%以上成長継続”に向けた先行投資、追加獲得物件の動向にも注目したい。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)



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2025/07/04 15:30 現在

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