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リソル Research Memo(5):2025年3月期はインバウンド需要の拡大が追い風となり、2ケタ増収増益を達成

*13:05JST リソル Research Memo(5):2025年3月期はインバウンド需要の拡大が追い風となり、2ケタ増収増益を達成
■リソルホールディングス<5261>の業績動向

1. 2025年3月期の業績動向
2025年3月期の業績は、売上高が28,400百万円(前期比10.4%増)、営業利益が2,681百万円(同26.3%増)、経常利益が2,566百万円(同31.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が1,950百万円(同38.1%増)となった。期初予想との比較では、ホテル運営事業の好調を背景に、売上高で1,400百万円、営業利益で481百万円、経常利益で566百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で450百万円の超過達成となった。

日本経済は、インバウンド旅行者数が過去最高のペースで推移したことによるインバウンド消費の伸びや、雇用・所得環境の改善などを背景に緩やかな回復基調を維持した。一方で、東欧・中東地域における地政学的リスクの継続、資源・エネルギー価格の高騰、中国経済の減速懸念、並びに主要国における通商政策の動向などにより、景気の先行きに慎重な見方が強まる状況となった。同社を取り巻く環境は、好調なインバウンド需要、底堅いゴルフプレー需要、企業の人的資本投資拡大に伴う研修需要の増加など堅調な状況が続いた。このような経営環境下において、同社はインバウンド需要獲得に向けたマーケティング施策の実施、ニーズを捉えた商品・プランの開発、ワンランク上のサービス提供や品質向上によるブランディングの強化などにより既存事業の成長を図った。新たな価値創造に向けた取り組みとして、高級ゴルフリゾート「フェアウェイフロントヴィラ事業」、滞在型貸別荘「リソルステイ事業」、プライベート温泉とドッグランを備えたリソルの森の「ペットヴィラ事業」を推進した。

この結果、ホテル運営事業で旺盛なインバウンド需要の取り込み、福利厚生事業で差別化戦略やメニュー開発の奏功、前期に取得した「入間カントリー倶楽部」の運営が通期で寄与したことなどにより、2ケタ増収増益となった。なお、期初予想に対して超過達成となったのは、ホテル運営事業において、インバウンド観光客向けプロモーションや“ツーリストホテル”としてのブランディングが奏功し、客室稼働率や客室単価が想定を大幅に上回って推移したことが要因である。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)



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